2017年度私大医学部編入実施大学

詳細については各大学の入試要項をご確認ください。

大学名 備考 募集人員 出願時期 1次試験日程 1次試験科目 1次試験合格発表 2次試験日程 2次試験科目 2次試験合格発表 編入年次
北里大学 5月以降順次公表します。 若干名 数学、理科、英語 論文、適性検査、面接、推薦書 2年次編入
金沢医科大学 “数学の出題範囲について
現教育課程の「数学Ⅰ」の範囲を問います。
5名 8月16日(水)~8月23日(水) ※消印有効 9月3日(日) 英語、数学、小論文、グループ面接 9月7日(木)午後5時 1年次後期編入
獨協医科大学 終了 7名以内(一般枠) 適性試験、小論文試験 ワークショップ試験、面接試験 1年次入学または2年次編入
岩手医科大学 歯科医師のみ 7名程度 1月30日(月)
~2月10日(金)消印有効
2月16日(木) 学科試験1・学科試験2(いずれも生命科学全般)、小論文 2月21日(火)17:00頃(HP) 2月24日(金) 面接 3月1日(水)17:00頃(HP) 3年次編入
東海大学   20名 4月17日(月)~
5月18日(木)[消印有効]
5月28日(日) 書類審査、英語、適性試験 6月3日(土) 6月10日(土)・6月11日(日) 個人面接 6月17日(土) 1年次後期編入

東海大学平成30年度医学部入試の変更点について

来年度(平成30年度・2018年度)の東海大学医学部入試の変更点がアナウンスされました。

以下の2点です。

1. センター試験利用入試(前期)で補欠繰り上げ制度の導入。

東海大学医学部のセンター試験利用入試は既に二年に渡り実施されていますが、正規合格者のみで、補欠も繰り上げ合格もありませんでした。

東海大学医学部センター試験利用入試(前期)は、募集定員10名で前年度(2017年度)入試では正規合格者30名で、補欠と繰り上げ合格はありませんでした。来年度からは補欠繰り上げ制度が導入されるとのことです。

2. 入試出願時に申請できる奨学金制度を開始

年間200万円の奨学金を6年間貸与する制度が来年度より開始されるそうです。
こちらは貸与された奨学金の返還免除制度も有るようです。

以上です。

他にも新たな変更点があり次第、当ブログでお伝えしていきたいと思います。

金沢医科大学平成30年度医学部入試の変更点について

金沢医科大学の来年度(平成30年度)入試に関して変更が発表されました。

一般入試において後期試験が新たに実施されます。こちらの募集定員10名です。
これまでの入試は「一般入試前期」とされなす。募集定員で65名は前年度から変更はありません。

一般後期試験の1次試験は2月中旬の予定になっています。。
また、1次試験会場は金沢医科大学と合わせて東京会場も予定されています。

またAO入試に関しても変更があります。募集定員が15名から27名に増え、試験の内容も少し変更されるとのことです。
公募制推薦入試は廃止され、金沢医科大学の推薦入試は指定校推薦入試のみとなります。
詳細については金沢医科大学のHPよりご確認ください。

医学部入試情報|金沢医科大学

「平成28年度各大学歯学部の入学状況及び国家試験結果」について

各大学の国家試験結果を見ると、大学によって合格率に差が見られます。ご自身の進路に関して参考になれば幸いです。

大学名 “H22年4月
入学者数”
平成28年3月新卒合格者数(編入学者及び修業年限超過がある学生を除く) 最低修業年限での第109回国試合格率
1 北海道大学 60 45 75.00%
2 東北大学 60 46 76.70%
3 東京医科歯科大学 55 43 78.20%
4 新潟大学 40 30 75.00%
5 大阪大学 62 40 64.50%
6 岡山大学 55 38 69.10%
7 広島大学 55 36 65.50%
8 徳島大学 40 24 60.00%
9 九州大学 56 35 62.50%
10 長崎大学 50 26 52.00%
11 鹿児島大学 56 31 55.40%
国立大学合計 589 394 66.90%
12 九州歯科大学 95 71 74.70%
公立大学合計 95 71 74.70%
13 北海道医療大学 48 14 29.20%
14 岩手医科大学 42 12 28.60%
15 奥羽大学 32 11 34.40%
16 明海大学 95 29 30.50%
17 東京歯科大学 128 95 74.20%
18 昭和大学 103 65 63.10%
19 日本大学 128 69 53.90%
20 日本大学(松戸歯学部) 97 24 24.70%
21 日本歯科大学 128 61 47.70%
22 日本歯科大学(新潟生命歯学部) 58 23 39.70%
23 神奈川歯科大学 76 25 32.90%
24 鶴見大学 76 10 13.20%
25 松本歯科大学 35 17 48.60%
26 朝日大学 106 28 26.40%
27 愛知学院大学 128 74 57.80%
28 大阪歯科大学 128 51 39.80%
29 福岡歯科大学 81 28 34.60%
私立大学合計 1489 636 42.70%
国公私立大学合計 2173 1101 50.70%

(文部科学省医学教育課調べ)
※出典(http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/07/22/1324090_5.pdf)

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私大医学部学費ランキング

※募集要項などを参考に作成いたしました。内容については変更になる可能性があります。必ず各大学の募集要項等でご確認ください。

順位 大学名 総費用
30 順天堂大学 ¥21,127,800
29 慶應義塾大学 ¥21,759,600
28 自治医科大学 ¥22,600,000
27 東京慈恵会医科大学 ¥22,810,000
26 昭和大学 ¥23,092,000
25 東邦大学 ¥26,297,800
24 日本医科大学 ¥27,997,800
23 関西医科大学 ¥28,140,000
22 東京医科大学 ¥29,773,700
21 産業医科大学 ¥30,697,800
20 大阪医科大学 ¥32,075,000
19 日本大学 ¥33,100,000
18 東京女子医科大学 ¥33,416,000
17 東北医科薬科大学 ¥34,007,800
16 聖マリアンナ医科大学 ¥34,732,000
15 岩手医科大学 ¥35,286,000
14 東海大学 ¥35,306,200
13 近畿大学 ¥35,827,000
12 久留米大学 ¥36,378,000
11 藤田保健衛生大学 ¥36,926,000
10 獨協医科大学 ¥37,300,000
9 帝京大学 ¥37,504,090
8 杏林大学 ¥37,550,700
7 兵庫医科大学 ¥37,600,000
6 福岡大学 ¥37,738,260
5 愛知医科大学 ¥38,000,000
4 埼玉医科大学 ¥39,170,000
3 北里大学 ¥39,528,000
2 金沢医科大学 ¥40,543,000
1 川崎医科大学 ¥47,165,000

医学部入試小論文の頻出ワード『混合診療』

混合診療とは…

保健で認められている保険診療と、認められていない保険外診療(自由診療)を組み合わせた診療のことです。通常、3割負担である保険適用部分も自費診療扱いになり、治療費は患者の全額負担になる。日本では、混合診療は原則禁止されているが、例外として、認める対象を大きく広げる患者申出療養制度が2016年4月に実施されました。

保険外診療である先進医療を患者が行いたいと考えた場合、以前は病院側の判断で申請していましたが、新しい制度ではまず患者の希望を受けてから病院が申請します。また、リスクの低い治療なら全国およそ400か所の医療機関で受けられるようになります。混合診療を認めるかどうかの個別の審査も、国内初の症例なら6週間、すでに症例があるものなら2週間で結論を出すようにしてスピード化をはかります。

混合診療の拡大が進めば、患者の選択肢が増え、新薬や医療機器の市場を拡大することが期待されています。そのためには、医師が治療内容や安全性、有効性を充分に患者に説明した上で、患者が理解して納得することが必要です。

混合診療解禁によって科学的根拠のない治療法が助長される恐れがあるうえに、今後生じてくる新たな医療が自由診療に含まれたりするようになる可能性もあります。もしそうなれば、混合診療を解禁することが結果的には患者の負担増を招き、医療格差の拡大につながりかねません。つまり、お金のある人だけが、よい医療を受けられるという状況になることも否定できないでしょう。

医学部入試小論文の頻出ワード『脳死・臓器移植』

脳死とは

かねてから、人の死を決定付けるのは心臓の停止だとする考えが当たり前でした。呼吸の停止、心拍の停止、瞳孔の拡大の三つのいわゆる三兆候説と呼ばれるものです。医師が死亡確認の際に呼吸、脈拍、対光反射の消失を確認することはこれに由来しています。

しかし、交通事故などで脳に大きな損傷を受けて、脳の機能が不可逆的に停止する場合があります。つまり、人工呼吸器などの生命維持装置で生かされている状態です。この状態を脳死といいます。

臓器移植とは

臓器移植とは、病気や事故などで臓器が機能しなくなった場合に、他人や他の動物の健康な臓器を移植することをいいます。さらに、臓器の提供者をドナーといい、臓器を受容する者をレシピエントといいます。ドナーが生きていれば生体移植、死んでいれば死体移植といいます。

臓器移植の目的は、ひとりでも多くの患者の苦しみを緩和して、尊い生命を救うことにあります。しかし、未だに問題点も多いです。まず、脳死判定の正確性や安全性に問題が残ること。そして、人体を機械の部品のように扱うことで臓器売買が行われ、生命倫理上の問題があること、とくに子供は臓器売買に関するビジネスや犯罪に巻き込まれやすいこと。さらに臓器が欲しくて患者の延命治療を積極的に行わない医療現場の風潮が生まれる可能性があること。このような問題が挙げられます。

旧臓器移植法の問題点

日本では1997年、臓器移植法が成立し、臓器移植を前提にした場合のみ、脳死判定によって脳死を人の死と認め、臓器移植が可能となりました。これによって、脳死体から臓器移植をすることで、多くの患者を救うことにつながる道が拓けたといえます。

ただし問題点もあります。同じ脳死状態であっても、臓器移植を前提にした場合は、脳死判定を経て患者は死んでいることになります。しかし臓器移植を前提としない場合は、患者は生きていることになり、心臓の停止によってはじめて死んだことになります。つまり、2つの死が存在する結果になったのです。また、患者本人による書面での臓器提供の意思表示と家族の同意が必要だったり、15歳未満の者からの臓器提供や、親族への臓器の優先提供は認められないという事情から、臓器移植があまり進見ませんでした。実際、2009年の春までに行なわれた臓器移植は約80名にとどまっています。

新臓器移植法の改正点

2009年、なかなか進まない臓器移植を増やす方向で臓器移植法が改正され、以下の4つの点が大きく変わりました。

1つ目は、臓器移植の場合という条件を撤廃し、一律に脳死を人の死とするようになりました。2つ目は、患者本人の書面による意思表示を不要とし、患者本人が拒絶しない限り、家族の同意のみで臓器摘出が可能となりました。3つ目は、臓器提供者の年齢制限を撤廃し、15歳未満の者からの臓器移植も可能となりました。4つ目は、親族への優先提供が認められるようになりました。

臓器を待つ患者の立場から見ると、よい方向に改められたといえますが、患者の意思表示を不要するという点については、脳死状態にある患者の人権が軽視されかねないため、今後さらなる議論の余地が残されています。また、患者本人の書面による意思表示が不要となったことで、家族が臓器提供に同意するかどうかの判断をしなければならず、大きな精神的負担を強いることになると批判されています。

また、旧法では臓器提供を受けるのは、移植ネットワークによって作成された移植待機者リストの順番に従って決定されており、脳死患者の親族への優先的な臓器移植は認められていませんでした。改定後は脳死患者の親族に対して、臓器移植が必要であれば優先的に提供がなされることになりました。

医学部小論文の頻出キーワード『EBMとNBM』

EBM(Evidence based medicine)とは

近頃はビジネスなどの分野でも「エビデンス」というカタカナ語が使われるようになりましたが、”Evidence”とはとどのつまり「根拠」のことです。従って”Evidence based medicine”は「根拠に基づいた医療」と訳されています。意味合いとしては「根拠」というよりも「証拠」という言い方のほうがより正確であるとも言われています。

従来の医療では、それぞれの医師による経験に依存してきたところがあり、医療ががこれまでに蓄積してきた科学的な知見が十分に効率よく利用されることはそれほど多くありませんでした。このことに対する反省から、科学的知見の蓄積とそれによる根拠づけによって、より品質の高い医療を提供していこうというのが、EBMの基本的な考え方です。

NBM(Narrative Based Medicine)とは

“Narrative”とは「物語」のことです。つまり”Narrative Based Medicine”とは物語に基づいた医療と訳すことができます。物語の語り手となるのは患者自身です。医師は患者の語りを引き出すことに努めます。

NBMは、患者が語る「なぜ病気になったのか」、「どのような症状なのか」、「病気についてどう感じているか」といったストーリーを基に、患者が抱える問題をあらゆる面から把握したうえで、治療方法を考えて行きます。患者と医療従事者が対話を通じて良い関係を築いて行き、双方の満足が行く治療を行うことが目的となっています。

NBMの考え方は、従来の医療がEBMを重視してきた結果、良い医療を行なっても、患者の満足度が上がらず、医療従事者もやりがいや達成感を感じづらかったというジレンマを解消させるものです。