【参加レポート】帝京大学医学部2016年度オープンキャンパス

2016年8月11日(木)帝京大学オープンキャンパスに行ってきました。

最寄駅は、新宿からJR埼京線で約10分の十条駅で、ここから徒歩10分くらいの場所にキャンパスがあります。

十条駅のロータリーには、マクドナルド、ミスタードーナツ等のファストフード店も軒を連ねており、さらに駅を出て30秒歩くと十条銀座というちょっと昔ながらの雰囲気の商店街があります。こちらには、八百屋さんやお惣菜屋さん、お菓子屋さん、ドラッグストアなど様々なお店があり、生活していくには不自由することはないでしょう。

さて、こちらが帝京大学板橋キャンパスの外観です。このキャンパスの裏には帝京大学附属病院が立っています。

緑が映える立派なキャンパスですね。

受付を済ませ、まずは内部を見て回ることにしました。

こちら建物の中央部なのですが、上の階まで吹き抜けになっており、まるでデパートを思わせるかのような雰囲気です。

さらに内部を歩くと見慣れた看板が・・・。そう、ケンタッキーです。というのも、キャンパス内にはケンタッキー(ファストフード店)を初めとしてサブウェイ(ファストフード店)やサンクス(コンビニ)、イタリアントマトカフェジュニア(イタリアンレストラン)といったチェーン店がテナントとして入っており、普段は多くの学生で賑わっているようです。お昼のランチ、空きコマに軽食をとりながらレポートを書いたり、勉強したりと想像するだけでキャンパスライフが楽しみになってきますね!

もちろん、食堂もあります。では、そちらの方に行ってみましょう。

様々なメニューがあり、手の凝ってそうなものも多くありました。その中でも写真のような帝京ランチ、キャンパスセット、本日の日替わり丼といったものに目が惹かれました。毎日主菜が変わる定食は嬉しいですね。しっかりと栄養も考えられており、何より日替わりなので飽きが来ないという点で6年間の大学生活でここでの食事は大きな要となってくれるのではないでしょうか。

さらに、この食堂では、軽食やデザート系のメニューもあり、ランチタイム以外にも空きコマでカフェ感覚でちょっと一息といった場面でもこの食堂が活躍してくれるかもしれませんね。

さて、私は日替わり丼を注文してみました。

この日は、麻婆茄子丼でした。所詮学食だからと高を括ってましたが、食べてみるとびっくり、ちゃんと手を込んで作られており大変美味しくあっという間に完食してしまいました。これは他のメニューも期待大です!

医大生としてしっかりと頭を使い勉強していくためにはしっかりとした食事が大切です!皆さんも帝京大学に進学された際にはこの食堂を存分に利用していただきたいものです。

さて、お昼からは医学部学部長公演・医学部教務部長公演・医学部入試説明の3つがありましたので、そちらに出席してきました。

重要な点を以下に書いておきます。

まず、入試における変更点について。2016年度は募集定員120人に対して一般入試が110人、センター利用入試が10人という募集枠ですが、2017年度からは新たに推薦入試が導入されます。したがって募集定員の方が全120人に対して、推薦入試が10人、一般入試が100人、センター利用入試が10人ということになるようです。

そして、一般入試において1次試験と2次試験に分けて課されるようになり、1次試験では学力試験で英語(必須)の他に数学、物理、化学、生物、国語の5科目から2つを選んで受験するというものです。これは3日間行われるようで、もし仮に3日間受験すると3日間のうち最も合計点の高い日が合否に見られるようです。(2日以上受験することによる特典)しかしながら当たり前のことですが、3日間試験を受けるということは当然その分受験料もかかりますし、他の大学の受験も考えている受験生にとっては他大が受けられなくリスクもあるのでしっかりと自分の受けたい大学を考え、入試日程を確認しておくことが大切でしょう。

話は戻りまして、2次試験ですが、こちらは面接(10分程度・受験生1人に対して面接官2人)と課題作文(テーマ型・300字以内・試験時間30分)の2つが課されるようです。1次試験で合格した人が2次試験を受ける資格を有し、2次試験でこの2つの試験を受験した者が最終的な合否判定がされます。

そして気になる推薦入試ですが、まず注意しておきたいのはこちらの受験資格を有するのは現役生のみです。既卒生の方は残念ですが、一般入試かセンター利用入試ということになります。

そしてさらに注意すべきことは、評定平均値が4.0以上であることが必要で受かったら必ず帝京大学医学部に進学するという約束をしなければなりません。すなわち専願です。

またもう1つ別の推薦枠で福島県特別地域枠というものがあります。こちらは福島県の高校3年生が対象で、評定平均が4.0以上で専願であることはもちろんのこと、福島県地域医療医師確保修学資金の貸与を受け、この大学を卒業したら福島県の医療機関に勤務する事を約束出来なければなりません。

試験内容は大きく分けて2つで、小論文と面接(10分程度・受験生1人に対して面接官2人)のようです。

最後に1番注意しなければならない点について。

帝京大学の願書の受付は出願締切日必着です!他大は消印有効の場合も多くありますが、ここの大学はそうではないことに注意してください!また多く見受けられるミスとして多くの大学を受けるため他大の願書を間違えて帝京大学に送ってしまうという事例もあるようなのでしっかりとどの願書をどこに送るか確認することを怠らないようにしましょう。

その他詳しいことは帝京大学の募集要項やホームページをご覧いただけると幸いです。

以上、帝京大学2016年度オープンキャンパスのレポートでした。

最後に今回のオープンキャンパスでいただいた物を写真としてあげて締めくくらせていただきます。

【参加レポート】順天堂大学 2016年度オープンキャンパス

順天堂大学のオープンキャンパスに参加してまいりました。

順天堂大学の本郷・お茶の水キャンパスは御茶ノ水駅から歩いて7分程度の位置にあります。御茶ノ水口を出て橋を渡り、左に曲がって川沿いに進んでいくと、順天堂大学病院が見えてきます。さらに進むと順天堂大学院と大きく書かれたセンチュリータワーという名前の背が高いビルがあります。そのビルが今回の会場です。

受付を済ますと6階のホールに案内されました。5人掛けの長机に小さいモニタが3つ備え付けられており、設備のすごさに驚きました。

こちらの会場は、本会場が満員になってしまったために、用意された会場でした。スクリーンに映し出される本会場の様子の中継を見るというスタイルで進められていきました。例年、オープンキャンパスで使用している講堂が改修中のため、大きい会場が使えず、このような形でオープンキャンパスを行ったとのことです。

代田医学部長の挨拶に続いて、冨木先任准教授の講演がありました。ジョークを交えつつ、お話される方です。ウケないと「ここ笑うところなんですけどね…」などとぼやいたりして、楽しく話を聞くことができました。

順天堂大学医学部の一年生は千葉県の印西市にあるさくらキャンパスで過ごします。さらに全員が寮に入ることになります。親元から離れ、共同生活を送ることで人と協力する能力が培われるそうです。

入試については、面接のこと、小論文のことについてお話されていました。面接では、これまでに自分が情熱を持って取り組んできたことを象徴する何かを持ってきてくださいということです。たとえば、トロフィーや表彰状などです。ギターを持ってきて弾き語りしたりするのは不適切であるとおっしゃっていました。

順天堂大学の入試といえば、ユニークな小論文。受験生は皆一様に面を食らってしまうとのこと。無理に医学に結びつけて書こうとしないほうが良いそうです。

在校生によるトークセッションは和気藹々とした空気で、学生同士の距離が近いことが伺い知れました。司会の平沢教授とも親密そうでしたので、教授と学生の間にも良い空気が流れていそうだと感じました。

在校生たちの話の中で気になったものをいくつかピックアップしてみたいと思います。入試に関して、試験会場の幕張メッセが広いので、緊張してしまうというお話が何度も出ていました。解けそうな問題から手をつけてみるなど、それぞれのリラックス法を披露していました。また面接に対して、一人の学生が圧迫面接だったために帰り道に泣いてしまったと言っていました。面接官によっては圧迫面接をする場合があるのかもしれません。

【参加レポート】北里大学オープンキャンパス

8月7日に北里大学で行われたオープンキャンパスに参加しましたのでその様子をレポートします。
最寄り駅は小田急線の相模大野駅です。
駅前には飲食店や図書館、家電量販店もあり暮らしや遊びには不自由しなさそうです。
大学へは駅からバスで向かいます。
直行のスクールバスが出ているので、それに乗っていきました。15分ほどと言ったところです。
当日は各学部のプログラムが同時進行していました。
その分人も多く、帰りのバスに乗るまでに少々時間を要しました。
受付を済ませてから医学部の会場までは3分ほど学内を歩くことになるのですが、緑も多く街の中を歩いているような感じになりました。

美しい大学です。
学部概要の説明や模擬講義、キャンパスツアーなど多彩なプログラムが用意されていました。
概要の説明があった教室では、机にテレビが設置されているなど設備の充実を感じました。

概要説明では求める学生像の説明に始まり、定員や倍率、男女比といった入試に直結する情報からカリキュラムや医師国家試験の合格率のような学生生活にかかわること、さらに奨学金や地域枠の説明もありました。大村智特別栄誉教授のノーベル賞受賞はあまり入試に影響しなかった、とのことです。
この後食堂を訪れたのですが、メニューも幅広く、座席数も多く、建物も新しく、落ち着いて食事のできる環境でした。
28日にも同じく相模原キャンパスでオープンキャンパスが実施されます。

【参加レポート】東京慈恵会医科大学 2016年オープンキャンパス

東京慈恵医科大学のオープンキャンパスに参加してまいりました。

オープンキャンパスは東京慈恵大学の西新橋キャンパスで行われました。西新橋キャンパスの最寄り駅は都営三田線の御成門駅ですが、私は銀座線の虎ノ門駅から歩いて行きました。だいたい10分程度です。帰りは新橋まで歩いてみましたが、思ったよりも遠くありませんでした。新橋周辺はビジネス街で、飲食店が多く、学生生活においても食に困ることはないだろうと思いました。アクセスに関して言えば他にも、内幸町神谷町霞ヶ関大門も利用可能だそうです。

西新橋キャンパスと東京慈恵会医科大学附属病院は道を挟んだすぐそばです。患者さんや医師や看護師が周辺を行き交っています。

会場は中央講堂でした。開始時間ギリギリに入ったら、すでに参加者が満杯でした。3階席に案内されました。参加者はやはり保護者連れが多かったです。また一人で参加している保護者の方も多く見受けられました。

当日の内容は以下の通りです。

・開会(スケジュール説明)
・本学の理念と特徴(学長)
・本学の医療教育と求める学生(教学委員長)
・学生が語る大学生活
・質疑応答
・休憩
・卒業生のキャリアパス
・本学の入試が求めるもの(入試委員長)

以上です。これ以降はキャンパス見学や個別相談会の時間となりました。

印象に残った話をピックアップしていきたいと思います。

まず、西新橋キャンパスは今後3年で大改修を行うということでした。会場の中央講堂はなかなか年季が入っており、昔ながらの大学の建物といった感じでしたが、これを取り壊して新しくするそうで、現在の中央講堂をオープンキャンパスで使用するのも今回が最後になると学長がおっしゃっていました。

2017年度の入試についてです。二次試験に関して変更点がありました。二次試験はこれまで個人面接と集団討論が設けられていましたが、来年からは集団討論を廃止して、小論文を新たに設けるそうです。集団討論では一人ひとりの人物像が見ていくことが難しいとのことです。

個人面接についてですが、学生の声によると、穏やかな空気の中、行われるそうです。入試委員長も面接というよりも対話なのでリラックスして臨んでくださいと仰っておりました。


 

 

 

 

【参加レポート】慶應義塾大学 2016年度オープンキャンパス・学部説明会(医学部)

2016年度慶應義塾大学オープンキャンパスに参加してまいりました。

慶應義塾大学は総合大学なので、今回のオープンキャンパスは医学部に特化したものではなく、他の学部と合同で行われたものでした。それゆえに大変な参加者の数でした。1回30分の学部説明会が4回行わており、わたしは3回目の説明会に参加しました。中規模の教室がほぼ満席になっていたので、トータルで相当な数の人が説明会に参加したのではないかと思われます。参加者は親子連れの高校生が多かったように見受けられました。

学部説明会は鈴木秀和教授によって行われました。まず、慶應義塾大学医学部の歴史についての説明がありました。福沢諭吉に恩のある北里柴三郎が設立に尽力したそうです。当時、官学の医学界においては各分野が分断されがちだったそうですが、私学である慶應はそれを他山の石として、基礎医学と臨床医学の連携を重要視したとのことです。

1年次は他の学部と同様に日吉キャンパスで一般教養を身に付けます。2年次から信濃町キャンパスに移動します。信濃町の慶應義塾大学病院は新病院棟を建設中で2017年に完成する予定だそうです。

研究医養成プログラム(MD-PhDコース)のお話もされていました。6年間の医学教育を受け、医学知識を十分にもった基礎医学研究者を医学部で医師になるための教育を受けると同時に、大学院で医学の知識に基づいたレベルの高い研究を行い、将来、研究医となる人材を育成するために設置されたコースです。

ここ数年で女子学生の割合が増加している傾向にあるそうです。今年度は女子学生の割合が23.3%ということでした。

慶應義塾大学医学部の強みの一つとして関連病院の多さから就職先には絶対に困らないということを鈴木教授は強調されておりました。

2017年度入試について変更点などの説明は特にありませんでした。