【参加レポート】東京慈恵会医科大学 入試説明会 2018

東京慈恵医科大学の入試説明会に参加してまいりました。

松藤学長が医学教育についてお話してくださいました。

昨年度の受験の状況はHPを見てくださいとのことですが、最近は受験者数が2,000名程度で推移しており、もっと多くの受験生に受験してもらいたいとのこと。

求められる学生は、知識を持っているだけではだめで、思考力・論理力・読解力を1次で見、2次では入学後学習を続けてゆける能力を見るとのこと。数学は難問で、化学などは文章が長く解答への道筋を読み解く能力が求められます。

多様な医者を育てたい、自分の考えをしっかり持っている学生が欲しい。それを見極めるため小論文、面接は重視しているし、相当難しいと感じました。

キーワードは、変化する社会、多様な文化に対応できる医者。他者との対話、人々と交流できる。数理的スキルを持つ。論理的思考力を持つ。問題解決能力を持つ。です。

1次試験日は2月5日、2次は15日~17日で、都合のつかない日1日のみ考慮してもらえます。

【参加レポート】杏林大学 オープンキャンパス 2018

杏林大学のオープンキャンパスに参加しました。

会場:松田記念館入口

日時:8月18日(土)13:00〜16:00

会場:杏林大学 三鷹キャンパス

三鷹キャンパスは、

JR中央線・総武線三鷹駅、

JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅

からバスで20分、

京王線仙川駅

からバスで15分

ぐらいのところにあります。

バスを降りると目の前に付属病院

付属病院の脇を通って大学の門に到着


並木道を歩くと正面の建物に「真善美」の文字

[医学部長のご挨拶]

①杏林大学付属病院の紹介

・スタッフ100名程度

・東京23区外(多摩地区400万人)唯一の地域医療機関病院

②杏林大学の名称の由来

・中国 三国時代 廬山の名医である董奉が、治療をしても報酬を得ず、そのかわりに杏の木を植えるようにお願いしたところ、あっという間に杏の木がいっぱいになり、杏の実を売って人のために尽くしたという故事より

(董奉のような)

「人から信頼され、尊敬される医師を目指して」

に加えて、

「医師へ道の厳しさには、自身の強いモチベーションが必要」

というお言葉をいただきました。

[医学部長のご挨拶]

①杏林大学の歴史  

・1970年医学部誕生

②教育の理念・目的  

・良き医師を養成

・医学にとどまらず幅広い知識と視野を持った医師の育成を目指す

③医学部カリキュラム概要と特色

・英語教育に力を入れている

(一般的には1〜3年生、杏林大学では1〜5年生、能力別医学英語教育、海外短期研修など)

・臨床実習時間が長い

(一般的に1年間、杏林大学では2年間)

・三鷹市と提携した医療と地域社会との関わり

・クリニカル クラークシップ(診療参加型医療)

・国試合格率   上下はあるものの平均的レベル(卒業生99.4%   昨年98%)

・PBL(問題解決型学習)、チュートリアルの導入、共用試験、白衣認証式

④今年度入試の変更点

・一般入試の日程を追加(前期・後期)

・センター試験利用入試に2次選考(個別学力検査)方式導入

・AO入試導入

⑤男女比

・入学志願者の割合とほとんど変わらない

⑥学生納付金

・一般入試成績上位者15名は1000万円免除

⑦テーマ  「真善美」


このほか、大学内施設のご説明もありました。

[模擬講義]

(題目)「DNAから個人を捜す」

医学 法医学 北村修 教授による、

「DNAとはなにか」と、DNA検査の歴史的事件の解明(ロシア革命後の皇帝一家の消息)の個人識別を例にしたご説明とで、DNA検査が分子生物学・臨床医学でも不可欠な存在であると位置付けられたご講義でした。

北村教授は、研究が医療現場に生かされることを踏まえて、

「医療研究に貢献できる医師を目指しましょう」

とこれからの目標を掲げてくだいました。


会場の様子

[在学生(3名)からのメッセージ]

◯東京地域枠合格(1年生)

剣道・空手・ぬいぐるみ病院部所属

高校1年で医学部受験を決意

高校2年で予備校に通う

高校3年で受験に失敗

浪人1年で見事合格

勉強は量が大事

苦手科目(数学)は、苦手意識がなくなるまで勉強

得意科目(化学)は、なぜそうなるのかを意識した勉強

と受験勉強へのアドバイスをいただきました。

また、東京地域枠入試について

一般の1次試験を受験し、2次試験は東京都の職員による面接(東京地域枠に関するクイズ形式のような質問)であったことなど、体験談を交えてご説明してくださいました。

〈メッセージ〉「最後まで全力を尽くして」

(司会者のご質問)

「浪人時代のモチベーションは何だったのですか?」

に対して、

「沢山勉強すると褒められたこと。」

と答えていらっしゃいました。


◯長野県出身(1年生)

管弦楽・統合医療研究部・ぬいぐるみ病院部・ESS・ひも倶楽部・全国医学生セミナー所属

沢山の部活動を通じた医学部生以外との交流

杏林大学医学部は、1年生から付属病院の見学が個人アポイントメントで可能であること。

をお話してくださいました。

〈メッセージ〉

「自分からいろんなことに挑戦してみよう」

(司会者のご質問)

「沢山の部活動がありますが、勉強時間はどのような感じになっているのですか?」

に対して、

「講義室(22:30閉室)、図書館(22:00)を利用しています。」

と答えていらっしゃいました。


◯3浪で合格(1年生)

通学の便の良さ

三鷹キャンパス・井の頭キャンパスでキャンパスライフがとても楽しいこと

をお話してくださいました。

また、面接試験では、

面接官による、

「高校ではそんな活動をしていたのですね。」「3年間の浪人生活を頑張りましたね。」

という、受験生へのご理解ある発言があったことをお話してくださいました。

そのようなご経験から、

「家族や友人との言葉遣いや話し方を、日頃から意識することが大切。」

と感じたそうです。

小論文試験では、

「漠然とした題目になるような傾向があるので、受験勉強から離れた本を読んで、良い文章があればそこから学ぶことが大切。」

とアドバイスをいただきました。

〈メッセージ〉

「医者になりたいという気持ちで取り組むと頑張らずにはいられない」

(司会者のご質問)

「受験勉強と比較して、大学の授業はどのように感じていますか?」

に対して、

「受験勉強を3年間続けて飽きていたので、大学の勉強はとても新鮮な感じです。」

と答えていらっしゃいました。

[入試概要説明]

〈今年度より導入〉

・一般、留学生は前・後期2回

・センター試験利用は2次選考方式

・AOは1次試験はセンター試験、2次試験は個別学力検査(面接・小論文)

・web出願

〈2次試験対策〉

◯小論文

・過去問をHPで確認すること。

・テーマから逸脱せず、テーマに沿って自分の考えを理論立てて、誤字脱字のないようにすること。

◯面接

・(例年)学生1名に対して面接官2名(今年度未定)

・質問に対して自分の言葉で明確にすること。

〈入試当日〉

・悪天候でも公共交通機関が運行であれば実施する。

・時間には余裕を持つこと。

・早すぎると試験会場に入場できない。

〈合格発表〉

・正規合格と順位をつけた補欠合格の発表がある。

・補欠繰り上げ状況を電話で確認することができる。

〈過去の繰り上げ状況〉

(2018)

・一般補欠者225名  繰り上げ127番目まで

・センター利用補欠者100名  繰り上げ43番目まで

(2017)

・一般補欠者247名  繰り上げ168番目まで

・センター利用補欠者179名  繰り上げ76番目まで

このほか、学納金・学納免除金のご説明もありました。

[個別相談]

在学生対応の個別相談会でした。

受験生へのメッセージを届けてくださった在学生は、三者三様の受験勉強の方法とキャンパスライフがあるようでした。

入学後は、多様性に満ちた生活が待っているようですね。





 

【参加レポート】帝京大学医学部 オープンキャンパス 2018


帝京大学 オープンキャンパスへ行ってきました。最寄駅の埼京線十条駅から、徒歩10分ほどでした!病院と隣接しているキャンパスで、臨床で働く医師が学生に授業をしてくれるためとても、医学を学びやすい環境だと思います。建物全体が新しくとても綺麗なキャンパスでした!
カリキュラムについては、1年生後期から基礎医学が始まるそうです。帝京大学のポイントとして

・LMSというネットを介しており、LMSで授業の予習、復習が行える。

・講義視聴システム導入(これにより、体調不良などの理由で欠席しても、欠席した回の講義を視聴する事が可能。)

・医療系の他学部があることにより、他学部と合同の授業があり、コミュニケーション力を育む事が出来る。
全体的にアウトカムな授業であるそうです。授業は、教室で行う講義から少人数で学生同士が勉強を進めていくものまで、様々だそうです。最終的に、医師として個別的な目標が立てられるようにすることを帝京医学部は目標として挙げています。

学食は、種類も豊富でお値段も比較的お手頃だと感じました!学食の中にパン屋さんもあるみたいです。キャンパス内には、ケンタッキーやイタリアントマト、サブウェイなどが入っていますが毎日学食はとても賑わっているようです!

【参加レポート】昭和大学医学部 入試説明会 2018

日時:平成30年8月12日(日)13:00〜15:30

場所:昭和大学上條講堂

昭和大学旗の台キャンパス入口

昭和大学入試説明会に参加しました。

昭和大学の所在地は、東京都品川区です。

東急池上線旗の台駅から徒歩5分ぐらいのところです。

全体説明会では、まず、小川良雄 医学部長のご挨拶がありました。

続いて、吉田 仁 教授による医学部の教育について、昭和大学のモットー「至誠一貫」とアドミッションポリシー、昭和大学での指導医と学生の感想を交えながら医師になるまでのプロセスについてのご説明がありました。

次に、瀧本雅文 教授による入試概要(学費、入試日程と一次試験合格ライン(  I期285点  II期274点 )、小論文の過去問分析、面接の内容(志望動機と高校時代の課外活動等願書記載事項参考)、都道府県大会以上の成績や英検合格等は写しが必要等のご説明がありました。

今期、新たに導入されたこととして、医学部志望者は第2,3志望として、歯学部・薬学部併願可能というお話がありました。

説明会では、卒業生(お二人)からのメッセージをいただきました。

医学部2年生の浅川 条太さんは、

1年次富士吉田キャンパス入寮から寮生活〜2年次以降旗の台キャンパスでの生活がコミュニティの一つであるというお話でした。

受験生の皆さんに向けて

「基礎をしっかり固めよう」

「目標を持って計画的に」

「自分を信じて最大限の努力を」

というアドバイスとともに、

「一緒に頑張りましょう」

というエールをいただきました。

続いて、臨床研修医の中村元保 医師による

ご出身高校(桐蔭学園)〜医学部入学〜卒業までの体験談もありました。

1年次富士吉田キャンパス全寮制の楽しさ(イベント)と厳しさ(門限とルール)

2年次以降の旗の台キャンパスでの生活(白衣授与と聴診器を持った緊張感)

6年次国試対策集中講義

卒業式~合格結果を知らない間の卒業旅行(ウユニ塩湖)〜国試合格

を振り返ったお話でした。

印象的だったのは、部活動(空手道部)に所属して良かったこと(他学部を含めた繋がりがある・他大学友人との交流がある・組織の意識化・粘り強くなり努力するようになった)と、「繋がり」「高校生活を大切に」「やめる人の心を理解」という受験生へのメッセージでした。

在学生・卒業生の体験談を交えたメッセージは、きっと、受験生の心に響いていることと思います。

【参加レポート】聖マリアンナ医科大学 入試説明会 2018

・1971年東洋医科大学として設立された、「キリスト教的人類愛に基づく生命の尊厳」を理念とする単科大学です。教員数は学生数より多くなっています。1年次から臨床実習を行っています。

・前回の国家試験結果は、新卒102名中98名合格しています。

・入試変更点として、来年度からweb出願となります。来年度の入試日程ですが、一般入試が1次試験2019年1月29日(火)、2次試験は2月9日か10日です。

【参加レポート】近畿大学 入試説明会 2018

・総合大学の特性を生かし、他学部との交流、特に薬学部との連携が特色。

・2023年に堺市泉が丘に移設。来年入校の学生は、5年生から新しい施設に移ることになります。

・国家試験対策として、5年生からビデオ講座や合宿(該当者のみ)、6年では予備校の講義など、手厚いケアを行っています。

・来年度の入試日程ですが、一般入試・前期が1次試験2019年1月27日(日)、2次試験2月10日(日)。一般入試・後期が1次試験2019年3月3日(日)、2次試験3月13日(水)。他にセンター試験利用のC方式(前期)(中期)(後期)があります。

【参加レポート】杏林大学 入試説明会 2018

・良き医師を養成するというのが教育理念。英語については、1年から5年まで能力別、論文講読演習、海外での臨床実習を意識した研修を行う。

・前回の国家試験では新卒合格率98.4%と高い数字。

・来年度入試については、一般入試が前期と後期に分かれます。それに伴い試験日も昨年とずれ、前期(募集人員91名)の1次試験が2019年2月1日(金)、2次試験が2月11日(月)となります。後(募集人員10名)の1次試験が2019年3月4日(月)、2次試験が3月10日(日)となります。その他の変更点として、AO入試(募集人員5名)が新設されます。こちらは調査書など書類審査と大学入試センター試験などが、合否判定に使われます。

【参加レポート】関西医科大学 入試説明会 2018

・1928年大阪女子高等医学専門学校として設立。戦後男女共学となり、創立90周年を迎えます。

・6年間の学費が2770万円と、西日本の私立医科大では1番安い学費とのこと。

・来年度入試から、新たに3つの試験制度が導入されるなど、大きな変更があります。募集人員約86名の一般入試(前期)は、1次試験が1月26日(土)東京会場はTOC五反田メッセです。2次試験は2月9日(土)です。募集人員6名の一般入試(後期)は、1次試験が3月2日(土)試験会場は本学のみ。2次試験は3月12日(火)です。

【参加レポート】東邦大学 入試説明会 2018

・附属病院が3つ。内都内にある大橋病院は今年6月に新しくなりました。

・カリキュラムの特徴として、1年次に心理学や倫理学など他大学では選択にしている科目を必修にしていること。FT(Flexible Time)を設け、学生の自学自習を促進する体制を整えているとのこと。

2019年度の募集人員は一般枠で110名。1次試験日が1月30日(水)五反田TOCで、2次試験は2月7日か8日のいずれか となっています。

【参加レポート】東京女子医科大 入試説明会 2018

・1900年に創立、現在教員1400名中女性517名と女性比率高い。2020年には新校舎が完成するので、来年の入学者は2年から新しい学舎で学ぶことになると。

・5年生25名が海外臨床研修に行き、一方30名の海外研修生を受け入れるなど、国際交流が盛ん。

・来年度の入試日程は、一般入試(募集人員約75名)の1次試験が2019年1月24日(木)、2次試験が2月6日か7日で、大学が指定。1次試験では、英語、数学、理科2科目に加え、適正・小論文も行いますが、1次の合否には使用しません。