2024年7月13日帝京大学オープンキャンパス(@板橋キャンパス)に行ってきました。
たくさんの学生、職員の皆さんが明るく親切に案内していました。
在学生の方からよく聞くのは、キャンパスライフが充実していること。楽しそうに案内している様子が何よりの証拠でしょうか。
開放感のある大きなキャンパスは、ウェルカムでポジティブな雰囲気に溢れていました。
授業は、学部をまたいでのグループワークもあるとのこと。
医学部、薬学部、看護含む医療技術学部が集まり、ケースについてディスカッション等を行うようです。専門をまたいだ交流で視野を広く持つことができ現場でも活きるのではとのこと。医学部以外の学部も一同に集まった帝京ならではですね。他学部の学生との交流があるのは刺激になり楽しそうですね。
当日の様子をレポートしていきます。
説明会 2025年度試験について
6月に発表されていた2025年度の試験の追加点について説明がありました。追加は以下2点。
①総合型選抜(枠10名)が新設
②共通テスト利用選抜に5科目方式が新たに追加
3科目方式を出願した上で追加で5科目方式を出願できるとのことです。
※変更等ある場合がありますので、詳細は帝京大学『入学試験要項2025』にてご確認ください。
①総合型選抜
これまでの学校推薦型選抜、一般選抜、共通テスト利用選抜に加えて、2025年度は総合型選抜を募集人員10名で実施するとのこと。
1.1浪までなら誰でも受験できる総合型選抜
2.東海大学医学部「希望の星育成」によく似た出題内容
3.試験日程と試験内容
4.共通テストのボーダーラインは?
1浪までなら誰でも受験できる総合型選抜
新しく発表された帝京大学医学部の総合型選抜は「高等学校または中等教育学校を2024年3 月に卒業した者および2025年3 月卒業見込みの者」を募集の対象としています。つまり、1浪生まで受験できることになります。
要項には以下のように明記されています。
1.「 学習成績の状況」は出願基準として設けていない
2.併願可能
つまり、評定平均の基準はなく、必要なのは高校からの調査書のみで、1浪までなら誰でも受験できることになります。
東海大学医学部「希望の星育成」によく似た出題内容
一次試験は10月19日(土)に行われます。試験科目は以下の通り発表されています。
・論述課題
・グループディスカッション
・個人面接
・活動報告書
・調査書等
二次試験は共通テスト利用です。英語・数学1科目・理科2科目の400点満点となっています。
この試験内容を見て、東海大学医学部の「希望の星育成」選抜を思い出した医学部受験生もいるかもしれません。
一次試験が面接、グループワーク、論述課題といった学力試験以外の試験内容であること。そして二次試験が英語・数学・理科の共通テスト利用であること。さらに併願可能、つまり入学辞退できること。
以上のことから、非常によく似た試験形式だと言えるでしょう。さらに、一次試験は10月19日(土)であり、これは東海大学医学部「希望の星育成」と同じ試験日です。どちらかしか受験できないため、少なくとも現役生はどちらに出願するか悩むことになりそうです。
試験日程と試験内容
2025年度入試における総合型選抜の試験日程は以下の通りです。
出願期間(一次)
2024年10月1日(火)~10月10日(木)
一次試験
2024年10月19日(土)
一次試験合格発表
2024年11月1日(金)
出願期間(二次)
2024年12月18日(水)~12月25日(水)
二次試験
共通テスト
二次試験合格発表
2025年2月14日(金)
共通テストの試験科目は以下の通りです。
教科
科目
科目選択
配点
外国語
「英語」
必須
100点 ※1
数学
「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」
「数学Ⅱ・数学B・数学C」
1科目選択
100点 ※2
(旧課程経過措置科目) 選択
「旧数学Ⅰ」「旧数学Ⅰ・旧数学A」
「旧数学Ⅱ」「旧数学Ⅱ・旧数学B」
理科
「物理」「化学」「生物」
2科目選択
各科目100点
※1 リーディング(100点満点)の点と、リスニング(100点満点)の点をそれぞれ50点満点に圧
縮して合算。
※2 2科目以上受験した場合は高得点の科目を利用
共通テストのボーダーラインは?
実施初年度ということもあり、論述課題やグループディスカッションがどのような形式で行われるのかも気になるところですが、やはり医学部受験生にとっては「共通テストで何パーセント取れれば合格できるのか」が最も気になるでしょう。
ボーダーラインがどのぐらいかによって、現役生は東海大学医学部「希望の星育成」に出願するか、帝京大学医学部総合型選抜に出願するかを決めようと考えている人もいるかもしれません。
東海大学医学部「希望の星育成」も帝京大学医学部総合型選抜も、どちらも「何パーセント以上なら合格」という目安は今のところ公表されていません。どちらも併願可能であり入学を辞退する受験生がそれなりにいるでしょうから、募集人員より少し多めに合格者を出すと考えられます。
例えば、東海大学医学部「希望の星育成」は2024年度入試において22名を最終合格としています。そのうち入学者は7名。募集人員は10名です。希望の星の場合、過去の合格者の成績からおおよそ70%程度の得点率であれば合格可能性が高いと推測されます。
帝京大学医学部は初年度ということもあり、ボーダーラインについては全く読めませんが、70%程度というのは1つの基準になると思われます。ただ、1浪生まで受験可能であることから、現役生のみの希望の星よりも、学力的に高い受験生が志願者に含まれている確率は高いかもしれません。
ちなみに、帝京大学は学校推薦型選抜も行っており、こちらは総合型選抜の一次合格発表日である11月1日(金)から出願開始となります。現役生のみ、評定平均4.0以上、専願であることは今年も変わりません。英語・数学・理科1科目の基礎能力適性検査と小論文、面接、調査書等で合否が判定されます。
秀でた経験等を推していきたい受験生は選択肢の一つでしょうか。
以上試験の追加項目についてでした。
体験授業等
実際の講義室での体験授業です。本年は2件
限られた時間でしたが医学部での授業の様子が体験できました。
飯塚先生「遺伝子の働きを研究する」
遺伝子からのアプローチで病気を研究
遺伝子とはなにかの説明からはじまり、最新の研究についてご紹介いただきました。細胞分裂の際のDNA複製「転写」を促すタンパク質「ヒストンアスチルトランスフェラーゼ」の発見についての説明。研究を進めることででがんなどの病気を解き明かす糸口になるのではとのことでした。
ポンポントとテンポよく進む講義が心地よかったです。
安達先生「細胞が老化する?」時間の都合で参加できませんでしたが、細胞老化、がん細胞についてのお話は気になりました。
実習体験
実習室では模型等を使った模擬授業が行われていました。
「神経生理検査(神経伝導検査)実習」
「救急医学入門実習」
講師、学生の方が人体の構造を楽しそうに話されているのが印象的でした。
抽選で赤本がもらえるイベントも
残念ながら赤本はいただけませんでした(私の前2名の方は連続で赤本が当たっていました、、)が、帝京大学の名前の入ったボールペンをいただきました。
校舎内を歩いていてやはり思うのが、設備の良さ。やはり帝京。実習器具等、所々目につきます、最新の設備も取り揃えているとのこと、環境は十分です。
救急実習がこれからはじまります。
図書館の開館時間は9時から24時 たっぷり勉強できますね👍️ 当日もたくさんの在学生がいました。
医学部での生活の様子が膨らみ勝手にワクワクしていました。数時間いただけで、ハツラツとした、帝京愛に溢れている学生たちから魅力が伝わってきました。こちらもなぜか帝京愛がぐっと深まった気がします笑
部活動コーナーも賑わっていました。 食堂メニューもたくさんあります。
随時更新ありましたらしていきますので引き続きチェックをお願いします!