【参加レポート】日本医科大学2018年度オープンキャンパス

日本医科大学のオープンキャンパスに参加しました。

日時:2018年7月27日(金)13:00〜16:30

場所:日本医科大学千駄木校舎

オープンキャンパスの開催場所は

東京都文京区にある根津神社の隣

東京メトロ千代田線千駄木駅・根津駅

東京メトロ南北線東大駅・本駒込駅

都営地下鉄三田線白山駅

それぞれの駅から10分ぐらいのところにあります。

教育棟2階講堂では、

13:00〜13:30学長挨拶

13:30〜13:50カリキュラムの説明(教務部長)

13:50〜14:00入試の説明(医学部長/アドミッションセンター長)

13:00〜13:30学長挨拶

13:30〜13:50カリキュラムの説明(教務部長)

13:50〜14:00入試の説明(医学部長/アドミッションセンター長)

がありました。

この時間のお話をまとめてみました。

 

[2019年度入学試験]

一般入学試験・前期(90名)2019年1月28日(月)

 

一般入学試験・後期(21名)2019年2月27日(水)

 

一般入学試験・後期「大学入試センター試験・後期「大学入試センター試験(国語)併用」(10名)

2019年1月19日(土)大学入試センター試験

2019年2月27日(水)

 

一般入学試験・後期と一般入学試験(後期・大学入試センター試験(国語)併用)の1次試験日が、2月28日の予定から、2月27日に変更となりました。これは、受験生に受験の機会をできるだけ設けてあげたいという大学のご配慮だそうです。

 

〈ポイント〉

・一般入学試験 後期試験「大学入試センター試験(国語)併用」が新設されました。

・全ての試験区分で併願ができます。

・特待生枠が3倍に増えました。(昨年比)

・2018年度から入学者の学納金が大幅に減額されています。

6年間学納 2,200万円(従来より570万円減額)

初年度納金450万円(従来より95万円減額)

※特待生は、更に初年度の授業料(250万円)が免除となります。

6年間学納金 1,950万円、初年度学納金200万円

 

[アドミッションポリシー]

日本医科大学は、1876年に創立された済生学舎を前身とし、創立140年を超えるわが国最古の私立医科大です。

学是「克己殉公」(=我が身を捨てて、広く人々のために尽くす。)

教育理念「愛と研究心を有する質の高い医師と医学者の育成」

を掲げ、この学是、教育理念そして使命を理解・尊重し、ゆたかな資質を持った次のような人を求めています。

1.医学を学ぶ目的意識が明確で、医師、医学者となるに必要な知識・技能の獲得のために自ら努力する人

2.生命倫理を尊重し、医学を学ぶための知識・知性及び科学的論理性と思考力と思考力を備えた人

3.病める人の心を理解し、相手の立場で物事を考えることができ、主体性を持ちつつ協働して学ぶことのできる人

4.社会的な見識を有し、周囲との協調性を尊重しながら、自らを表現し、判断できる人

5.世界の医学・医療の進歩と発展に貢献する強い意欲のある人

その中でも、特に1.「自ら努力する」ことには重きを置いているそうです。

 

[カリキュラムポリシー]

1.コンピテンスの明確化と履修系統図の明示

2.能動的学修の重視

3.コアカリキュラムとの整合性の重視

4.共用試験の実施とStudent D octor資格の取得

5.臨床実習教育の充実

6.研究心、国際性、プロフェッショナリズムの涵養

を掲げています。

これらの中でも、2.能動的学修については、E- learningが可能なため成績優秀者出席免除制度があることが強調されていました。

そして、日本医科大学といえば、

・卒業生(野口英世・肥沼信次・トーマス・T・野口)

・カリキュラムの国際標準化(2014年度導入新カリキュラム)

・医科大学版テクノロジー革命

・東京理科大学との共同研究

・東日本大震災での医療支援

などがあり、大学ではこれからの医師の仕事として「人の心を大切にする」ことが基本であると考えているそうです。

 

〈校舎〉

武蔵境(1年次)

千駄木(2年次〜)

〈付属病院〉

・日本医科大学付属病院

(2018年1月グランドオープン)

・多摩永山病院

・武蔵小杉病院(2021年開設)

・千葉北総病院(ドラマ「コードブルー」ドクター・ヘリの舞台です。)

 

14:00〜14:40模擬講義『自己免疫 〜敵か?味方か?』大学院教授 桑名正隆 先生

講義室とは別室のモニターを使用した講義でした。

 

15:00〜16:30進学相談・質問コーナー 在学生への質問コーナー

この時間と並行して、

15:00〜16:30研究室への自由見学

(4講義)がありました。

①丸山ワクチン作用機序

微生物学・免疫学 大学院教授 高橋秀実 先生

癌の治療薬として日本医科大で開発された「丸山ワクチン」についてでした。

②死後体温と死亡時刻

法医学 准教授 金涌佳雅 先生

伝熱工学の理論を応用した死後体温から死亡時刻の推定法についてでした。

③ミクロの世界への冒険

分子解剖学 講師 瀧澤敬美 先生

バーチャルスライドによる人体のミクロについてでした。

④救命処置を学ぼう!

「みんなで学ぼう救急救命」実行委員会 在学生

救急車到着までにできること、心臓マッサージやAEDの使い方でした。

今回のオープンキャンパスでは、ヒトのからだについて深い関心を持つ機会となり、今から準備できることや入学後の可能性を考える時間になりました。

[これからのオープンキャンパス]

2018年8月17日(金)13:00〜16:30が予定されています。

模擬講義と自由見学は今回とは異なります。こちらも楽しみです。

 

 

【参加レポート】東海大学2018年度オープンキャンパス

【参加レポート】東海大学2018年度オープンキャンパス

日時:2018年7月22(日)10:00〜15:00

場所:東海大学伊勢原キャンパス

東海大学のオープンキャンパスに参加しました。

キャンパスの所在地は神奈川県伊勢原市です。新宿から1時間くらいの小田急線伊勢原駅からバスで5〜10分、または、徒歩で15分程度のところにあります。

[東海大学医学部の入試2019ポイント]

AO入試導入(募集人員5名)が新しく導入されました。現役生限定です。

入試出願時に申請できる奨学金が6年間で総額1200万円 変換免除制度もあります。

第二次選考1日受験でOK(2つ以上一次合格した場合です。)

試験は6カテゴリーに分けて実施されます。

①一般編入試験

2018年は定員20名のところ308名の応募でした。
文系からの出願が50%弱でした。
男女比は191名:117名
社会人が4割でした。

1年次秋学期入学(2019年10月)の募集があります。

幅広い分野と年齢層の志願者です。

 

②・アドミッションズ・オフィス「希望の星育成」(募集人員5名)

新しくAO入試が導入されることになりました。

 

③・一般(募集人員60名)

受験日を自由選択に選択できます。

第一次選考は2日間とも受験することができます。

第二次選考受験日は、出願日に選択します。

 

④・センター試験利用(募集人員10名)

第二次選考受験日は、出願日に選択します。

 

⑤・神奈川地域枠(募集人員5名)

県内出身者

次のいずれかの該当者が受験できます。

①大学入学した時点において、神奈川県内に1年以上居住したことのある者。

②神奈川県内に所在する高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者及び2019年3月卒業見込みの者。

第二次選考受験日は、出願日に選択します。

 

⑥・静岡県地域枠(募集人員3名 )

出身地不問ですが一定期間静岡県の指定する地域医療機関への従事が必要です。

第二次選考受験日は、出願日に選択します。

 

[入学後について]

他学部生と湘南キャンパスで学ぶ教養科目や、1年次後半から始まる解剖実習などの医学専門科目、「海外留学制度」、日本で初めて導入した「クリニカルクラークシップ」、「ハワイ医学教養プログラム」など多彩な学びのフィールドを活用することができるそうです。

返済義務のない奨学金が多いので学費の負担が割合に少ないそうです。

 

[オープンキャンパスご予定の方へ]

教授との個別相談では、適性や面接等の質問にも対応してくださるそうです。

学生とのフリートークでは、試験時間30分の小論文対策として試験時間と字数を増やして練習をしていたこと、面接官は意外と優しかったこと、複数の高額書籍購入節約のため図書館や学習室で勉強することが多く帰宅時間が遅くなることなど入試前から入学後までのお話を聞くことができました。

キャンパスツアーでは、講義室・実習室・図書館等を見学し、学生生活のイメージにつながりました。

今後のオープンキャンパスの予定は、8月11日(土・祝)、8月25日(土)、11月3日(土・祝)ですので、質問を準備して行ってみるのも良いかもしれません。