日本私立医科大学協会主催の平成30年度合同入試説明会・相談会に参加しました。
日時:平成30年8月11日(土・祝) 11:00〜16:00
会場:聖マリアンナ医科大学
会場となった聖マリアンナ医科大学の所在地は神奈川県川崎市です。
小田急線向ヶ丘遊園駅・新百合ヶ丘・百合ヶ丘駅・生田駅、田園都市線溝の口駅・宮前平駅・あざみ野駅、JR南武線武蔵溝ノ口駅からそれぞれバスで20〜25分ぐらいのところです。
受付後は、加盟大学の入試要項が自由に持ち帰り可能でした。
入試要項も検討用にいくつか集めると意外に重いので、キャリーカート等の必要性を感じました。
入試説明会は11:00〜14:55(休憩時間45分含)でした。
加盟大学29校のうち、23校の入試担当の方によって、大学の所在地と歴史の紹介、アドミッションポリシー・入試・カリキュラム・奨学金の説明等がありました。
その中でも、特に、入試に関する変更点や強調されていた特色を大学別にまとめてみました。
[久留米大学医学部]
・平成31年入試から後期入試を導入
・東京会場受験希望者は早めの出願を(試験会場収容人数制限のため)
・整ったサポート体制(学習スペース、国試対策に向けた成績不振者対応、健康的な生活のための100円朝食)
[金沢医科大学]
・インターネット出願システムを導入
・名古屋試験会場の変更
・一般入試に大阪試験会場新設
・指定校推薦、編入学は募集人員変更
・AO入試出願時の自己推薦文「将来目指す医師像」(2000字)は必ず手書き(自筆)で「本学を選んだ理由」「在学中」「卒業後」についてまとめる
・他者推薦書は手書きでなくても良い
[福岡大学医学部]
・入試に関する変更点は無し
・面接重視で「どんな医者になりたいか」が問われる
・入試問題は教科書レベルなので難しくない
・資格試験(英検)を活用する医学部受験者が多い
・国試合格率はあまり高い方ではない
[埼玉医科大学]
・第三者評価を受けた入試問題
・広く満遍なく教科書を勉強すること
・奨学金に変更点有り(埼玉県地域枠奨学金はおすすめ)
・試験会場を間違えないように
[岩手医科大学]
・国試合格率は卒業生の99.2%(高い方)
・医学部のみ全寮制
・来年度以降入学者は矢巾新附属病院での臨床実習
・理科の配点に変更点有り
・二次試験会場に大阪会場新設(面接時間確保のため)
[獨協医科大学]
・インターネット出願システムを導入
・小論文は英文の長文(客観的視点が求められる)
・英語の出題は3年生1学期レベル
・数学の出題はI, II,Ⅲ,A,Bより
・1対3の個人面接
・小論文と面接は段階評価
[川崎医科大学]
・所在地は岡山県倉敷市
・1年生は寮生活(女子寮は2年前設立、男子寮は本年度新設)
・2〜6年生は自修室に一人1机有り
・国試合格率は平均的または少し下レベル
・入試区分変更有り
特別推薦入試 中国 四国(岡山県含)〔専願〕
地域枠 岡山 静岡 長崎(いずれも〔専願〕)
・二次試験日(2/1,2のどちらか)は受験番号(出願)順のため早めの出願であれば2/1となる
[藤田保健衛生大学]
・藤田医科大学(改称予定)
・教員:学生=1:1 (少人数制)
・大学から病院(臨床実習)まで20秒
・在学中から卒業後までの支援
・センター試験80%目標で
・推薦入試とAO入試同日が推薦入試無しに変更
以上が説明会でのポイントとなりました。
個別相談会は11:00〜16:00でしたので説明会後の参加が可能でしたが、行列に並ぶことは覚悟でした。
1日で色々な大学の情報が得られました。
これからは、自分の理想とのマッチングとなりそうですね。