帝京大学医学部 2025オープンキャンパスに行ってきました!

2025年7月12日(土)@板橋キャンパス

2025年本年も医学部各校オープンキャンパスがはじまります。帝京大学での様子を報告します。

昨年同様、たくさんの学生、職員の方がウエルカム感満載で案内しています。

学校案内 入試説明会

※詳細、確定情報については、7月下旬以降の入試要項2026を要参照とのことですが、現時点での情報、説明会で話されたことをこちらに記載します。

●学校からのアピールポイント
・科研費私大のなかで11位
 国から研究実績が認められている
・単科大学でないことが他大と違う強み
・附属病院隣接
病院と同じような環境で学習できる=実学の理念の体現。
神奈川溝口、千葉市原の附属病院
・チーム医療
 授業の中で医療系他学科とのグループワークがある。単科大学ではなしえないこと。在学時から他職種をしっかり理解することができる。実習前にキャンパスにいながら、現場で学べる、理解できる。
・講義試聴システム、座学は全て録画されている。
自宅からでも視聴できる。6年分のアーカイブ。
・進路サポートも充実している。

●試験について(人数は昨年度のもの)
・昨年からはじまった 総合型選抜 10名
評定基準なし、一浪まで受験可能。
一次で論述課題、グループディスカッション、個人面接、活動報告書、調査書等確認 その後二次でペーパーテストをおこなうもの。

・推薦型選抜 15名
 倍率が低くおすすめしている

・一般試験 86名(77名+臨時9名(うち地域枠10名))
 優待制度検討中 詳しくは今後発表される募集要項2026に記載
・一般試験の地域枠について
過去データの受験者数は延人数
去年は、福島、茨城が少なかった次回増えるかもという予想。
過去データの倍率について、どの層が入ってくるかは、年度によってばらつきがあるので、あまり参考にしない方がよい。

・Xにて最新情報を発表していくとのこと
https://x.com/teikyo_nyushi

校内の様子

入ってすぐには、引越の相談カウンター、白衣を着て撮影ブース、過去問配布など行っていました。他にも学生トークセッションと題し、各学科生交え魅力について対談するイベント、Xフォローで赤本を貰えるキャンペーン等、校内盛り上がっていました。

引越相談ブース

4階入試相談スペースの様子

帝京大学チーム医療教育の説明

体験授業

本年の医学部体験授業は1講義のみ。

麻酔科 高田眞二先生 「医療安全とヒューマンエラーについて」
先生曰く、医学部の授業というと難しい堅苦しいイメージかもしれないが、そのようなものばかりではないということを伝えたい、とのこと。
医療安全とヒューマンエラーについて、体験談や質問、動画、先生のユーモアも交えた親しみやすくわかりやすい講義でした。

医療ミスの原因としてのヒューマンエラー。その構成要素の1つとしてバイアス(思い込み、視野狭窄)の説明があります。

こちらは講義で使用された、バイアスについて体感できる動画です。みなさんも一度見てみてください。

人は見たいものしか見ない傾向があるとの説明がされます。

以下、少し講義内容の紹介です。

(写真撮影等禁止のため文章だけになりますご容赦ください。)
・医療安全とは、事故がゼロのことではなく、許容できない危険がないこと。
引用として、WHO事務局長Margaret Chanの医療安全についての文章が出されます。
(このレベルの英文は試験でもよく出るので読めるようにしておいてねとの軽いコメント)
・ヒューマンエラーとは、意図と行動の結果のズレである、とジェームズリーズンの定義を説明します。

結果のズレの原因として、忘れてしまう、見逃してしまうことや勘違いしてしまうことがあげられます。
これは、人間の脳の性質に基づくもの。うっかり忘れや、慌ててしまうことのエラーは日常生活でもあるもの。
例えば、うっかり提出や連絡を忘れてしまう、慌てて勘違いして違う電車に乗ってしまうのように。
つまり医療ミスは日常生活の延長線上で起こるものとのこと。
そして、そのような人間の脳について、コンピュータと違い、直感的に素早い判断を行えることの代償であるとの解釈がなされます。
もう少しポジティブに考えてよいとのこと。

そのうえで、医療安全のために、どのようにヒューマンエラーを防げるのか対策について説明がされます。

行動モデルを以下の関数として考え
B=f(P,E)
(Behavior) (Personality)(Environment)

P=人間の性質について、より原因を詳しく見ていくと、確証バイアスなどさまざまなバイアス(思い込み)やアンカリング(思考の固着)があります。
対策は、メタ認知や、レジリエンスと呼ばれる対応力をつけること(認知心理学の観点)。
E=環境については、システムエラーを防ぐための仕組みとしてフールプルーフ(誰が入力しても、出力が間違いにならないシステム)や、フェイルセイフティー(間違えた入力をしても問題のないシステム)が説明されました。(人間工学の観点)

上記の対策ができている(高信頼性のある)組織についての研究は医療分野からではなく、航空業界、鉄道から研究がはじまったそうです。
医療安全、またその研究の背景にある、固有の医療分野だけにとらわれない視野の広さについて言及がなされます。

まとめとして
大学に入る前に、イメージよりもう少し気楽に考えて他分野にも視野を広く持ってほしいとのこと。
医療とはアートであるので、つまり文系科目についても勉強してください、と締めくくりの言葉。

参考にすべき対象の広さ感じることができる授業でした。

食堂のメニュー 来校の学生でいっぱいでした。

広い食堂

病院併設のため、食堂以外にも飲食店、コンビニも充実。ケンタッキー、サブウェイ、ドトール、うどん店、コンビニはファミリーマート、ナチュラルローソン 店内広く点数も充実。

帝京大学オープンキャンパスサイトより

https://www.teikyo-u.ac.jp/applicants/oc/itabashi_program20250712