2019年7月30日(火)10:00〜12:30
順天堂大学オープンキャンパスが開催されましたので、参加しました。
会場は、東京都文京区本郷で、最寄駅のJR御茶ノ水駅、東京メトロ丸の内線御茶ノ水駅から徒歩3分ぐらいのところにあります。
プログラムに沿って、はじめに、医学部長の服部先生のお話がありました。
付属病院と病床数、国試合格率(全国第2位)、海外実習実績、地域医療への貢献、新研究棟(オープンラボ)、学是「仁」と理念「不断前進」などが紹介されました。
次は、富木先生のお話でした。
医学部に進むということ=医者になるということ(他学部では、卒業した学部とは無関係の就職することがある)
医師は自分自身のものではなく、病める人のものであること
アメリカ大統領リンカーンのことば「そのことはできる それをやると決断せよ」から「絶対できる 合格することだけをイメージして」
と受験生に向けて、
また、
「家族の絆が大切」
と受験生のご家族へのメッセージでした。
そして、
なぜ国試合格率が高いのか?(入学後に考えてほしい)
「終わりよければすべてよし」というけれどその過程が大切である
と入学後の取り組みの重要性を強調されました。
このほか、
年間行事、1〜6年次毎の目標、クラブ活動など学生生活についてのご説明がありました。
また、入試関連では、
制限時間のわりに出題数が多いこと、東京都枠面接では大学側と東京都側との2種類が(2回)があること、入学金・学費が私立医大の中で最も安いこと、小論文では強引に医療に結びつける必要はないこと、奇抜な問題が出るかもしれないので「感性を磨いておくように!」、面接では「持参資料が必要ですが、これまで何に情熱を注いできたのかがわかるもの(過去の例では、ユニフォーム・通知表などがあったそうです)を持って来ること。持って来ないのは熱意が感じられない。」
と説明され、最後に「是非、一緒に勉強しましょう!本日のオープンキャンパスはその第一歩です!」
と受験生への激励のことばでした。
10分休憩のあと、平澤先生による司会で、在学生1年生1名、4年生1名、5年生4名の6名によるトークセッションが行われました。
〈受験勉強について〉
1年生-塾のカリキュラムのみ。順天堂大学はC判定でしたが、夏休み明けから頑張りました。国語・社会に力を入れました。
5年生-学校からの問題集と自分で準備した問題集を使用して自分で勉強しました。みんなが塾通いだからではなく、何が自分に合っているのか探すと良いと思います。
〈受験のこと〉
1年生-国際会議場は広いので、時間に余裕を持って行きました。
絵を見て書かなければならない小論文では、自分の中で意見を持つことが大切だと思いました。
面接では、持参資料の説明ができること、小論文を簡潔に説明できることが大切だと思いました。
4年生-ファイリングして持参すると、順天堂大学受験のために準備をしたと思われるようで好印象だと思います。
〈新女子寮について〉
1年生-周辺には何もないです。医学部生はスポーツ健康科学部と一緒に生活します。困ったことはみんなで解決しています。入学後すぐに寮祭準備に取り掛かるので早く仲良くなれます。
5年生-寮生活で人脈が広がります。(寮生活ではない)今でも、食事に出掛けたりすることがあります。
〈授業について〉
5年生-3年生までに自分の道(内科系・外科系)が決まります。
臨場感があるので、医師の仕事がよくわかります。
〈プライベート・アルバイトについて〉
5年生-色々な面白いことができます。3年生まで部活、4年生から旅行、医学とは無関係の資格取得、ボランティアなどです。何でもアリですので、好きなことをやるのが良いと思います。あとで必ず良かったと思えることばかりですし、医学にとって幅広い活動は良いことだと思います。
〈受験生へひとこと〉
1年生-医学部でやりたいこと、ビジョンがあれば、将来を想像しながら頑張ってください。
4年生-まずは勉強です。親御さんの協力は必要です。受験生は感謝を忘れずに。
5年生-週に一度の息抜き(30分)を作っても良いと思います。
5年生-頭・体の健康管理です。身体のコンディション作りに頑張ってください。
5年生-自己肯定感が低くなりがちなので、1日1回は自分の良いところを探してください。
5年生-最後まで頑張ってください。勇気が大切です。
とこれからの受験勉強へ向けて温かいことばを投げかけてくださいました。
そのあとは、個別相談会に参加することもできました。
今回は、小論文・面接対策の充実感がありました。日常的に心掛けておきたいことばかりでした。