【参加レポート】昭和大学医学部入試説明会

日時:2019年8月11日(日) 13:00〜

会場:昭和大学上條記念館

会場は、東京都品川区の旗の台駅(大井町線・池上線)から徒歩5分ぐらいのところです。

入試説明会プログラム(表面)
入試説明会プログラム(裏面)
地域選抜入試について
小論文過去問
昭和大学ガイドブック2020

全体説明会では、まず、医学部長の小川良雄先生のお話がありました。

創始者上條先生と昭和大学、至誠一貫、コミュニケーション能力を養うための富士吉田寮について説明されました。

次は、医学部教授(東病院院長)の稲垣克記先生が医学部の教育についてのお話でした。

医師国家試験現役100%合格の理由を説明されました。

国試対策として、

1.集中講義

2.卒業試験

3.予備校講師による講義

4.成績下位者(20名)に対する合宿

があるそうです。

このほか、

・モットーは、人間性豊かで優れた臨床医を目指す至誠一貫

・昭和大学のアドミッションポリシーと医学部のアドミッションポリシー

・ディプロマポリシーとカリキュラムポリシー

・医系総合大学を目指した早期臨床体験実習

学年毎に、

M1 早期臨床体験実習I

M2 早期臨床体験実習II

M3 早期臨床体験実習Ⅲ

M4 クリニカルクラークシップ(附属病院7つ 学外研修施設)

M5 地域医療実習

・M4での共用試験CBT(知識を評価)、(OSCE)臨床技能と態度を評価)のために

1.統合型講義

2.基本的実習

カリキュラムにおける少人数制PBLチュートリアル(問題解決型学習)

・学生サポートのために

指導担任制(全学年指導担任教員)

修学支援制度

・学部連携教育

4学部(医・歯・薬・看)連携実習

・富士吉田教育部

寮生活でモチベーションをあげよう

・海外実習 留学(国際交流)

があるそうです。

最後に、

「昭和大学に入学して国民が期待する医師になりましょう」

とお声をかけてくださいました。

その次は、医学部教授の瀧本雅文先生による医学部入学試験概要についてのお話でした。

・学費

6年間 特待生 2400万円 一般2700万円

・奨学金

特待生特別奨学金1800万円

・選抜I期II期

小論文:1時間 600字程度

面接:受験生1名に対して面接官2名

・全国を6ブロックに分けた地域別選抜の概要

・一次試験の合格ライン(4科目400点)

Ⅰ期 241/400点

II期 258/400点

・二次 小論文過去問

AMR、ゲノム、医者に必要な徳とは(ニーチェ 四つの徳を持てより )

・面接対策

志望動機、高校時代の課外活動、小論文の記載内容を話せるように

資格、検定、受賞歴のコピーを二次試験会場に持参すること

・補欠合格者の発表

入学辞退者がいるときに電話連絡

・医学部志願者は、歯学部・薬学部併願可能

・転部入学、転科制度(定員3名)

・1年生の富士吉田寮は環境が良い

などのご説明でした。

10分間の休憩後は、在学生・卒業生からのメッセージを聞くことができました。

◯在学生 医学部3年 池上さゆりさん

・富士吉田での寮生活

女子寮は、すみれ寮(新しいが狭い)と百合寮(広いが古い)の二つがある

メンバーは、医・歯・薬・看の4学部

コンパ(部屋単位のクラス)

コミュニティが広がる

近くにバーベキュー場がある

・部活動

自分達で1年間楽しく

・体育祭

寮毎に、走る・綱引きなど

・寮祭

クイズ大会、後夜祭など

・医療人としてのモチベーションを上げる

・他学部との関わりは、富士吉田での寮生活のみ

・旗の台生活(2〜4年)

基礎医学1〜3年

臨床医学3〜4年

1限 8:40〜(1コマ90分)4限終了 16:10

・部活動

医学部は全員入部

(池上さんが弓道部ということもあり)部員は少ない弓道部ですが、関東準優勝の実績があるので、弓道部へ入ってほしいという勧誘になりました。

・PBL

1年から導入

チーム医療の基礎

8つの附属病院で医療現場実習

・受験について

基礎をしっかりかためよう!

目標を持って計画的に勉強しよう!

自分を信じて最大限の努力を!!!

乗り切れば最高のキャンパスライフ

・メッセージ

1年の富士吉田全寮制は本格的なチーム医療教育

豊富な附属病院

夢に向かって頑張りましょう

とお話していただきました。

◯卒業生 研修医2年目 吉田百合香 医師

・富士吉田での寮生活

4学部混成

PBL、オリエンテーリング、初年次体験実習、寮祭、体育祭、クリスマスパーティー、花火大会などイベントが沢山

組織、協調性、規律を学ぶ

みんな最初は不安、でも、絶対に楽しい

・2年生以降の旗の台キャンパス

人体解剖学が印象的

医系総合大学のメリットを活かしている

指導担任制度(学生4〜5人に対して先生1人、学習・生活・進路の相談)

5,6年生では、8つの附属病院で様々な実習ができる

白衣授与式での緊張感と期待感は今でも忘れられない

6年生は、国試対策集中講義、グループワークに使用する会議室の優先貸出など勉強する環境が整っている

・部活動

1年は仮入部、2年から本入部としている部が多い

体育系49部、文科系26部

充実した設備

他学部と合同で活動している部もある

所属して良かったことは、仲間との繋がり、他大学との交流、先輩から後輩へ伝えていくこと

・東医体

東日本医学部スポーツの祭典

他大学の医学部生間での交流を深める機会

軟式テニス部所属(吉田先生)

・多彩な国際交流プログラム

6年で1ヶ月留学(吉田先生)

・就職活動ってあるの?

希望者と研修病院の研修プログラムとのマッチング

・昭和大学の特徴

偏りのない知識と技術の習得

附属病院を活かし、2年生以降の選択科目で全ての附属病院をローテートすることができる

・昭和大学病院での研修の特長

他大学出身者が多い

学部から大学院の授業を受けられるマルチドクターシステム

・覚えて帰ってほしいこと

「至誠一貫」(常に相手の立場に立って)

・メッセージ

1年生の寮生活がある医療系総合大学

高校生活を楽しんでください

「病める人を助けたい」という優しい心を忘れないで

昭和大学でお会いできるのを楽しみにしています

とお話していただきました。

このあとは、個別相談(先着順)となりました。

今後は、同会場にて8月17日(土)私立医科大学協会加盟大学合同入試相談会・説明会が開催される予定です。

こちらにも参加してみたいです。