【参加レポート】杏林大学 2017年度オープンキャンパス

7月29日(土)に行われた杏林大学医学部のオープンキャンパスに行ってきました。医学部がある三鷹キャンパスは中央線三鷹駅又は吉祥寺からバスで20分かかる場所にあります。他にも、調布駅と仙川駅といった京王線に連絡するバス便もあります。他学部のキャンパスがある井の頭キャンパスとの違いに注意。

↑これが外観です手前に見えるきれいな建物が付属病院で奥がキャンパスとなります。今回のオープンキャンパスは松田講堂で開催されました。

 今年度のオープンキャンパスでは、12~16時の日程で、最初に医学部

長の挨拶があり、学部紹介、模擬講義、先輩メッセージ、来年度入試の概要、個別相談会が行われました。

今年の模擬講義は感染症学の新倉先生が「寄生虫」についてのはなしをしてくださいました。また、先輩からのメッセージでは1,3年生の学生が高校時代のお話や大学での学習、部活動についてお話してくださいました。医学部では縦のつながりや横のつながりが強く、卒業生の先輩方とも交流を持つ機会が多いとお話されていました。一方で、近年新設された井の頭キャンパスに通う他学部の学生と交流する機会は少なくなってしまっているともお話されていました。

前年度の変更点として、平成30年度から一般入試での成績上位者最大15名に学納金1,000万円免除を実施するとのことでした。詳しい内容はHP等で確認くださいとのことでした。

一般入試

募集人数 91名(一般枠:79名/東京都地域枠:10名/茨城県地域枠:2名)

出願期間 12月4日〜1月12日(Web出願)

1次試験 1月22日 五反田TOC  (定員超過分のみ三鷹キャンパス、受験場所は希望した場所に先着順に決定)

試験科目

英語

「英語表現Ⅰ」「英語表現Ⅱ」「コミュニケ―ション英語Ⅰ」「コミュニケ―ション英語Ⅱ」「コミュニケ―ション英語Ⅲ」

60分 100点

数学

数学ⅠⅡⅢ・AB

同上

選択科目

理科三分野の中から問題配布後に2分野を選択

100分 150点

2次試験 1月24日  三鷹キャンパス

小論文(60分) と 面接 (個別面接)  東京都・茨城県地域枠は、左記以外に都・県の担当者と面接

27年度の小論文テーマは 「うそも方便」ということわざにについてどのように考えるか、28年度は「褒めて育てることについて」、29年度は「人生、思い通りにいかないということについて」をいずれも60分800字程度で述べというものでした。

テーマに沿って自分の意見を自分の言葉で書く、誤字・脱字に注意とのことでした。

面接はここ数年は、個別面接で、先生は2人。先輩メッセージで質問がありましたが、奇をてらったような質問はないとのこと。

合格発表   1次 1月22日  2次  1月26日   いずれも14時~(補欠の場合は、補欠番号が表示される。補欠者に順に繰上合格の通知が電話で伝えられる。また、電話で自身が補欠の何番目に繰り上がっているかを教えてもらえるそう。)

センター利用入試

募集人数 25名

出願期間 12月4日〜1月12日

個別学力検査  2月9日か10日いずれか1日で志願者全員に対し実施(振り分けは願書の先着順で決定。希望日が超過してしまった場合は、別の日に振り分けられる。)

           会場は三鷹キャンパスでのみ実施

必須科目

英語・数学ⅠAⅡB

それぞれ200点

選択科目

物理 化学 生物の中から2つ選択

各科目100点

個別学力検査

小論文(60分)  面接

合格最低点は非公開となっています。

合格発表   2月21日   16時~

今年の一般入試志願者は2,874名  合格者 122名

センター利用入試志願者は1,387名  合格者 30名    但し実受験者は363名

合格発表時補欠の順番も通知され、今年の場合一般入試の補欠247名のうち、168番目まで繰上、センター利用入試の補欠179名のうち、76番目まで繰り上がったとのこと。

なお、寄付金等は一切お願いしていないとのこと。

8月19日にもまたオープンキャンパスが開かれるので興味のある方は是非。