【参加レポート】兵庫医科大学 入試説明会 2018

・国家試験合格のための、手厚いサポート。5年次にサポートが必要な学生と、必要ない学生に分けて学力別指導を行う。6年時には、3段階にクラス分け。

・その結果が、国試合格率に表れ、昨年度は受験者118名に対し、合格者115名 97.5% 私立医科大学29校中 2位。

・2019年度の一般入学試験Aは、第1次が2019年1月30日(水)、2次が2月8日か9日の選択。東京会場はいつもの五反田TOCではなく、その隣にある、TOC五反田メッセで、定員に限りがあるので、出願は早めにとのこと。なお出願期間は2018年12月10日から2019年1月21日です。

なお今回から、一般入試試験B 高校接続型が新しく募集人員約10名で設けられます。こちらの1番の特徴は出願資格に英検準2級合格かつ1980点以上など英語の外部試験の一定の成績が求められること。理科の試験が1科目であることです。昨年度の一般入試の志望者は2136名、1次合格者は436名、合格者は202名でした。1次試験結果で6割が合否の分かれ目とのこと。

【参加レポート】日本私立医科大学協会加盟大学 平成30年度合同入試説明会・相談会

日本私立医科大学協会主催の平成30年度合同入試説明会・相談会に参加しました。

聖マリアンナ医科大学

日時:平成30年8月11日(土・祝) 11:00〜16:00

会場:聖マリアンナ医科大学

会場となった聖マリアンナ医科大学の所在地は神奈川県川崎市です。

小田急線向ヶ丘遊園駅・新百合ヶ丘・百合ヶ丘駅・生田駅、田園都市線溝の口駅・宮前平駅・あざみ野駅、JR南武線武蔵溝ノ口駅からそれぞれバスで20〜25分ぐらいのところです。

説明会・相談会入口

受付後は、加盟大学の入試要項が自由に持ち帰り可能でした。

入試要項も検討用にいくつか集めると意外に重いので、キャリーカート等の必要性を感じました。

入試説明会は11:00〜14:55(休憩時間45分含)でした。

加盟大学29校のうち、23校の入試担当の方によって、大学の所在地と歴史の紹介、アドミッションポリシー・入試・カリキュラム・奨学金の説明等がありました。

その中でも、特に、入試に関する変更点や強調されていた特色を大学別にまとめてみました。



[久留米大学医学部]

・平成31年入試から後期入試を導入

・東京会場受験希望者は早めの出願を(試験会場収容人数制限のため)

・整ったサポート体制(学習スペース、国試対策に向けた成績不振者対応、健康的な生活のための100円朝食)

[金沢医科大学]

・インターネット出願システムを導入

・名古屋試験会場の変更

・一般入試に大阪試験会場新設

・指定校推薦、編入学は募集人員変更

・AO入試出願時の自己推薦文「将来目指す医師像」(2000字)は必ず手書き(自筆)で「本学を選んだ理由」「在学中」「卒業後」についてまとめる

・他者推薦書は手書きでなくても良い

[福岡大学医学部]

・入試に関する変更点は無し

・面接重視で「どんな医者になりたいか」が問われる

・入試問題は教科書レベルなので難しくない

・資格試験(英検)を活用する医学部受験者が多い

・国試合格率はあまり高い方ではない

[埼玉医科大学]

・第三者評価を受けた入試問題

・広く満遍なく教科書を勉強すること

・奨学金に変更点有り(埼玉県地域枠奨学金はおすすめ)

・試験会場を間違えないように

[岩手医科大学]

・国試合格率は卒業生の99.2%(高い方)

・医学部のみ全寮制

・来年度以降入学者は矢巾新附属病院での臨床実習

・理科の配点に変更点有り

・二次試験会場に大阪会場新設(面接時間確保のため)

[獨協医科大学]

・インターネット出願システムを導入

・小論文は英文の長文(客観的視点が求められる)

・英語の出題は3年生1学期レベル

・数学の出題はI, II,Ⅲ,A,Bより

・1対3の個人面接

・小論文と面接は段階評価

[川崎医科大学]

・所在地は岡山県倉敷市

・1年生は寮生活(女子寮は2年前設立、男子寮は本年度新設)

・2〜6年生は自修室に一人1机有り

・国試合格率は平均的または少し下レベル

・入試区分変更有り

    特別推薦入試   中国 四国(岡山県含)〔専願〕

    地域枠   岡山 静岡 長崎(いずれも〔専願〕)

・二次試験日(2/1,2のどちらか)は受験番号(出願)順のため早めの出願であれば2/1となる

[藤田保健衛生大学]

・藤田医科大学(改称予定)

・教員:学生=1:1 (少人数制)

・大学から病院(臨床実習)まで20秒

・在学中から卒業後までの支援

・センター試験80%目標で

・推薦入試とAO入試同日が推薦入試無しに変更

以上が説明会でのポイントとなりました。

個別相談会は11:00〜16:00でしたので説明会後の参加が可能でしたが、行列に並ぶことは覚悟でした。

1日で色々な大学の情報が得られました。

これからは、自分の理想とのマッチングとなりそうですね。

【参加レポート】北里大学オープンキャンパス 2018

日時:8月4日(土)10:00〜16:00

場所:北里大学

北里大学の所在地は神奈川県相模原市です。

小田急線相模大野駅スクールバス(無料)乗り場を利用することができました。

片道25〜30分ぐらいのところです。

医学部のオープンキャンパスは医学部棟の隣に2017年にできたIPE棟で行われました。

説明会では、アドミッション・ポリシー、修学資金、これまでの入学試験合格者状況の説明がありました。

2018年度の入学者男女比は5:5でした。

特に指定校推薦では女子の合格率が男子よりも高かったので、女子は指定校推薦が有利なのではないのでしょうかというお話でした。

IPE棟ホールです。

説明会のあとは、青山東五先生による模擬講義「腎臓病を理解しよう」が行われました。

青山先生は、北里大学の卒業生だそうで、学生時代は、(他大学では1コマ90分のところがほとんどですが、北里大学では1コマ80分)午前2コマ・午後2コマ受講され、授業後の16:00以降は野球部の活動に参加していらっしゃったそうです。

充実した学生時代をお過ごしの後、神奈川県外でのお仕事を経て、現在は北里大学の先生でいらっしゃいます。

入試に関する資料は、2階IPEホール入口前に並んでいて自由に持ち帰ることができました。

過去問もありました。

資料配布コーナーの前には医学展示研究会のポスター展示がありました。

3階では個別相談コーナー・在学生との懇談コーナー・資料閲覧コーナーがあり、相談・懇談待ちの間に自由に資料を閲覧することができました。

3階からは施設見学に行くこともできましたので参加してきました。

病院本館、IPE棟3階医療演習室、4階図書館、5階スキルラボのコースでした。

明るく広々としたスペースで休憩もできます。

5階スキルラボご案内係の方のお話では、IPE棟は昨年の9月から使用されるようになったそうです。

これまでよりも学生が臨場感を持って取り組めるように、それぞれの部屋が病院と同じような構造になっているとのことでした。

学生が授業で使用する生体モデルにはオープンキャンパス参加者も触れることができました。

聴診器をあてて心音をきいてみました。
細かい作業には練習の必要性を感じます。
4人部屋です。
診察室です。
手術室です。
学生は壁側に立ち、先生の手術を見学するそうです。
衛生面から、手術中は両腕を腰より下にはおろさないのだそうです。
病院の受付の雰囲気があります。
清潔感のある病院の廊下のイメージです。

オープンキャンパスは8月5日(日),26日(日)にも開催されます。

真新しいIPE棟は、新しい気持ちで入学する学生を待っているようでした。


【参加レポート】日本大学医学部 2018年オープンキャンパス

日本大学医学部のオープンキャンパスへ行ってきました!最寄りの駅から徒歩15分弱。池袋の駅からもバスが出ているため、アクセスはしやすいと思います!最寄りの駅からの、学校への道のりは商店街でとても賑やかでした。

医学部のキャンパスは、病院と隣接しており臨床と近い環境で学んでいくことが出来ると思いました!オープンキャンパスでは、付箋やお水など日本大学グッズを頂きました。

日本大学医学部は、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッションポリシーの3つの理念から成り立っており、自主性を尊重し育てていく環境のようです。

1年次後期から、解剖学が始まり4年次から共用試験や臨床実習が始まるそう。また、薬理学は実際のカルテを匿名化して授業をしていくため、より実践的・先端的に学んでいけるそうです。(在学生さん曰く)

下の写真は、大学の物理学についてどのようなものか、ちょっとした講義形式で話している時のものです。オープンキャンパスでは、実際に授業をしている先生方がお話をして下さいました。

試験については、

・N方式 日本大学の学部いくつかを併願可能

・A方式 医学部独自の入学試験 Aの方がN方式より難しく、数学は記述式

・校友子女入学試験 … 2親等以内に日大卒で校友会に入ってること


・2次 適性検査 心理80分          小論文800  60分          面接 については、面接官3人 20分だそう。

どの試験でも標準化点で公平に審査してくれるようです。入試の情報は入試情報デジタルパンフレットから見ることが出来るため、チェックする事をお勧めします!

最後に学食は写真の様な感じでした!

【参加レポート】日本医科大学2018年度オープンキャンパス

日本医科大学のオープンキャンパスに参加しました。

日時:2018年7月27日(金)13:00〜16:30

場所:日本医科大学千駄木校舎

オープンキャンパスの開催場所は

東京都文京区にある根津神社の隣

東京メトロ千代田線千駄木駅・根津駅

東京メトロ南北線東大駅・本駒込駅

都営地下鉄三田線白山駅

それぞれの駅から10分ぐらいのところにあります。

教育棟2階講堂では、

13:00〜13:30学長挨拶

13:30〜13:50カリキュラムの説明(教務部長)

13:50〜14:00入試の説明(医学部長/アドミッションセンター長)

13:00〜13:30学長挨拶

13:30〜13:50カリキュラムの説明(教務部長)

13:50〜14:00入試の説明(医学部長/アドミッションセンター長)

がありました。

この時間のお話をまとめてみました。

 

[2019年度入学試験]

一般入学試験・前期(90名)2019年1月28日(月)

 

一般入学試験・後期(21名)2019年2月27日(水)

 

一般入学試験・後期「大学入試センター試験・後期「大学入試センター試験(国語)併用」(10名)

2019年1月19日(土)大学入試センター試験

2019年2月27日(水)

 

一般入学試験・後期と一般入学試験(後期・大学入試センター試験(国語)併用)の1次試験日が、2月28日の予定から、2月27日に変更となりました。これは、受験生に受験の機会をできるだけ設けてあげたいという大学のご配慮だそうです。

 

〈ポイント〉

・一般入学試験 後期試験「大学入試センター試験(国語)併用」が新設されました。

・全ての試験区分で併願ができます。

・特待生枠が3倍に増えました。(昨年比)

・2018年度から入学者の学納金が大幅に減額されています。

6年間学納 2,200万円(従来より570万円減額)

初年度納金450万円(従来より95万円減額)

※特待生は、更に初年度の授業料(250万円)が免除となります。

6年間学納金 1,950万円、初年度学納金200万円

 

[アドミッションポリシー]

日本医科大学は、1876年に創立された済生学舎を前身とし、創立140年を超えるわが国最古の私立医科大です。

学是「克己殉公」(=我が身を捨てて、広く人々のために尽くす。)

教育理念「愛と研究心を有する質の高い医師と医学者の育成」

を掲げ、この学是、教育理念そして使命を理解・尊重し、ゆたかな資質を持った次のような人を求めています。

1.医学を学ぶ目的意識が明確で、医師、医学者となるに必要な知識・技能の獲得のために自ら努力する人

2.生命倫理を尊重し、医学を学ぶための知識・知性及び科学的論理性と思考力と思考力を備えた人

3.病める人の心を理解し、相手の立場で物事を考えることができ、主体性を持ちつつ協働して学ぶことのできる人

4.社会的な見識を有し、周囲との協調性を尊重しながら、自らを表現し、判断できる人

5.世界の医学・医療の進歩と発展に貢献する強い意欲のある人

その中でも、特に1.「自ら努力する」ことには重きを置いているそうです。

 

[カリキュラムポリシー]

1.コンピテンスの明確化と履修系統図の明示

2.能動的学修の重視

3.コアカリキュラムとの整合性の重視

4.共用試験の実施とStudent D octor資格の取得

5.臨床実習教育の充実

6.研究心、国際性、プロフェッショナリズムの涵養

を掲げています。

これらの中でも、2.能動的学修については、E- learningが可能なため成績優秀者出席免除制度があることが強調されていました。

そして、日本医科大学といえば、

・卒業生(野口英世・肥沼信次・トーマス・T・野口)

・カリキュラムの国際標準化(2014年度導入新カリキュラム)

・医科大学版テクノロジー革命

・東京理科大学との共同研究

・東日本大震災での医療支援

などがあり、大学ではこれからの医師の仕事として「人の心を大切にする」ことが基本であると考えているそうです。

 

〈校舎〉

武蔵境(1年次)

千駄木(2年次〜)

〈付属病院〉

・日本医科大学付属病院

(2018年1月グランドオープン)

・多摩永山病院

・武蔵小杉病院(2021年開設)

・千葉北総病院(ドラマ「コードブルー」ドクター・ヘリの舞台です。)

 

14:00〜14:40模擬講義『自己免疫 〜敵か?味方か?』大学院教授 桑名正隆 先生

講義室とは別室のモニターを使用した講義でした。

 

15:00〜16:30進学相談・質問コーナー 在学生への質問コーナー

この時間と並行して、

15:00〜16:30研究室への自由見学

(4講義)がありました。

①丸山ワクチン作用機序

微生物学・免疫学 大学院教授 高橋秀実 先生

癌の治療薬として日本医科大で開発された「丸山ワクチン」についてでした。

②死後体温と死亡時刻

法医学 准教授 金涌佳雅 先生

伝熱工学の理論を応用した死後体温から死亡時刻の推定法についてでした。

③ミクロの世界への冒険

分子解剖学 講師 瀧澤敬美 先生

バーチャルスライドによる人体のミクロについてでした。

④救命処置を学ぼう!

「みんなで学ぼう救急救命」実行委員会 在学生

救急車到着までにできること、心臓マッサージやAEDの使い方でした。

今回のオープンキャンパスでは、ヒトのからだについて深い関心を持つ機会となり、今から準備できることや入学後の可能性を考える時間になりました。

[これからのオープンキャンパス]

2018年8月17日(金)13:00〜16:30が予定されています。

模擬講義と自由見学は今回とは異なります。こちらも楽しみです。

 

 

【参加レポート】東海大学2018年度オープンキャンパス

【参加レポート】東海大学2018年度オープンキャンパス

日時:2018年7月22(日)10:00〜15:00

場所:東海大学伊勢原キャンパス

東海大学のオープンキャンパスに参加しました。

キャンパスの所在地は神奈川県伊勢原市です。新宿から1時間くらいの小田急線伊勢原駅からバスで5〜10分、または、徒歩で15分程度のところにあります。

[東海大学医学部の入試2019ポイント]

AO入試導入(募集人員5名)が新しく導入されました。現役生限定です。

入試出願時に申請できる奨学金が6年間で総額1200万円 変換免除制度もあります。

第二次選考1日受験でOK(2つ以上一次合格した場合です。)

試験は6カテゴリーに分けて実施されます。

①一般編入試験

2018年は定員20名のところ308名の応募でした。
文系からの出願が50%弱でした。
男女比は191名:117名
社会人が4割でした。

1年次秋学期入学(2019年10月)の募集があります。

幅広い分野と年齢層の志願者です。

 

②・アドミッションズ・オフィス「希望の星育成」(募集人員5名)

新しくAO入試が導入されることになりました。

 

③・一般(募集人員60名)

受験日を自由選択に選択できます。

第一次選考は2日間とも受験することができます。

第二次選考受験日は、出願日に選択します。

 

④・センター試験利用(募集人員10名)

第二次選考受験日は、出願日に選択します。

 

⑤・神奈川地域枠(募集人員5名)

県内出身者

次のいずれかの該当者が受験できます。

①大学入学した時点において、神奈川県内に1年以上居住したことのある者。

②神奈川県内に所在する高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者及び2019年3月卒業見込みの者。

第二次選考受験日は、出願日に選択します。

 

⑥・静岡県地域枠(募集人員3名 )

出身地不問ですが一定期間静岡県の指定する地域医療機関への従事が必要です。

第二次選考受験日は、出願日に選択します。

 

[入学後について]

他学部生と湘南キャンパスで学ぶ教養科目や、1年次後半から始まる解剖実習などの医学専門科目、「海外留学制度」、日本で初めて導入した「クリニカルクラークシップ」、「ハワイ医学教養プログラム」など多彩な学びのフィールドを活用することができるそうです。

返済義務のない奨学金が多いので学費の負担が割合に少ないそうです。

 

[オープンキャンパスご予定の方へ]

教授との個別相談では、適性や面接等の質問にも対応してくださるそうです。

学生とのフリートークでは、試験時間30分の小論文対策として試験時間と字数を増やして練習をしていたこと、面接官は意外と優しかったこと、複数の高額書籍購入節約のため図書館や学習室で勉強することが多く帰宅時間が遅くなることなど入試前から入学後までのお話を聞くことができました。

キャンパスツアーでは、講義室・実習室・図書館等を見学し、学生生活のイメージにつながりました。

今後のオープンキャンパスの予定は、8月11日(土・祝)、8月25日(土)、11月3日(土・祝)ですので、質問を準備して行ってみるのも良いかもしれません。

 

 

私大医学部オープンキャンパスカレンダー(2018年度)

日付 大学名 申し込み
2018/5/27 大阪医科大学
(大阪医科薬科大学)
2018/6/2 藤田保健衛生大学
2018/6/3 兵庫医科大学 要予約
2018/6/17 東海大学
2018/7/16 聖マリアンナ医科大学
2018/7/21 杏林大学
昭和大学 要予約
2018/7/22 近畿大学
自治医科大学 要予約
東海大学
久留米大学
2018/7/26 日本大学
2018/7/27 日本大学
日本医科大学 要予約
獨協医科大学
2018/7/28 愛知医科大学
東京医科大学 要予約
岩手医科大学 不要
2018/7/29 関西医科大学
大阪医科大学
(大阪医科薬科大学)
近畿大学
2018/8/4 北里大学
藤田保健衛生大学
関西医科大学
福岡大学
東北医科薬科大学 要予約
2018/8/5 慶應義塾大学 要予約
国際医療福祉大学 要予約
東北医科薬科大学 要予約
2018/8/6 慶應義塾大学 要予約
2018/8/10 自治医科大学
2018/8/11 帝京大学
東海大学
久留米大学
2018/8/12 昭和大学 要予約
2018/8/17 東邦大学
日本医科大学 要予約
2018/8/18 東邦大学
杏林大学
藤田保健衛生大学
2018/8/19 国際医療福祉大学 要予約
2018/8/25 近畿大学
東海大学
帝京大学
東京医科大学 要予約
2018/8/26 北里大学
近畿大学
2018/9/23 近畿大学
2018/9/30 北里大学
2018/10/6 昭和大学 要予約
2018/10/7 自治医科大学 要予約
2018/11/3 北里大学
東海大学
2018/11/4 北里大学
2018/11/18 日本大学
2019/3/17 北里大学
2019/3/24 帝京大学

アイメディカのHPではより詳しいオープンキャンパス情報を掲載しています

私大医学部オープンキャンパス日程一覧

【参加レポート】順天堂大学 2017年度オープンキャンパス

8月18日に順天堂大学で行われたオープンキャンパスに参加しましたので、その様子をレポートします。

最寄り駅は御茶ノ水駅から歩いて10分程度の位置にあります。

まず初めに医学部長 代田浩之教授の挨拶があり、その次に血液学講座の小松 則夫教授より「2018年度入試について」の話がありました。

そこでは、入試について細かく説明されており、特に小論文と面接の話が印象的でした。
順天堂大学の小論文は過去問等を見ていただくと、非常に書きにくい試験だなと思われる受験生が多いと思います。そこで教授からこの試験では「教養、知性、感性」を見ているとの話がありました。
ただ、教養、知性、感性と言われても難しいので、ちょっとしたテクニックも教えてくれました。
まずは課題をよく観察する、次に観察した内容を繋げる、その繋げた内容について自分の意見を述べる。さらにその意見に対する具体例などあるとさらに良いとおっしゃっていました。

次に順天堂大学の面接では、賞状やトロフィーなどの持参が認められており、このことについてポイントを話していました。
賞状などの数は多いほど印象が良いそうです。順天堂大学にどうしても受かりたいんだという気持ちを示す方法になるので、小、中、高の成績表などでも良いのでたくさん持っていきましょう。
また、たくさん持って行くときのアドバイスも話していました。賞状や成績表をきれいにファイリングして試験官が見やすい状態にしておくと、その後の面接でも好印象なイメージを持ってくださるみたいです。

小松教授の話の後は在校生によるトークセッションがありました。
会場が広いので圧倒されがち。試験の合間で散歩するのも良いリフレッシュになる。近くのホテルに宿泊した方が良いなどの話がありました。

【参加レポート】北里大学 2017年度オープンキャンパス

8月27日に開催された北里大学のオープンキャンパスに参加してきました。

アクセスは相模大野駅からのバスを利用しました。路線バスは町田駅やJRの相模原駅などからも出ているようです。今回はオープンキャンパスということもあってか、相模大野からのバスが無料でした。駅近くにスクールバス専用の乗り場があり、そこから出ていました。

駅からはバスで20分ほど。緑の多いキャンパスです。

入口の横には校是が掲げられていました。

医学部は1970年の開学で、2014年に新病院が、この9月1日には臨床教育研究棟が新設されます。これをはじめとして5,6年生には1人1つずつ机と本箱が自習室に与えられる等、設備は大変充実しています。

カリキュラムの特徴としては7学部ある大学ならではのチーム医療と6年一貫教育が挙げられます。1年次に病院体験当直があったり、4年次後期からの臨床実習や6年次の海外や地方を含めた希望する科での実習を含め、実習が充実しています。

入試についてですが、志願者は例年2000~2500名ほどで1次試験は500名ほどが通過し、最終的な合格者は今年の場合繰り上げを含めて181名だったとのことです。今年の倍率は正規の合格者で18倍、繰り上げ合格者も含めると13倍で、今年は繰り上げ合格者が少なかったようです。合格最低点は繰り上げで500点満点の321点、正規合格するならば7割は欲しいとのこと。多浪生の不利はないようです。

2次試験の日程は出願の際に選択可能で、平成30年度は2月の3日、4日ですが昭和大学の試験が3日にあるので併願する際には要注意、とのことでした。試験科目に例年と変更はありません。2次試験は論文と面接であり、決して足切りのためではなく、1次試験で多く得点するほど当然有利ではありますが、それなりの比重があるということは強調されておられました。こちらは論文と面接試験で、選抜者基本方針や求める学生像との合致はこの試験を通して探られるようです。なお、人間性豊かで優れた医師の育成、患者さんの目線に立てる素養と生命に対する畏敬の念を重視されるとのこと。

学士入学は1年後期からの編入となり、試験日は一般試験と同じで、数学の問題、比重共に少なく、理科は化学と生物のみの選択となるようです。

また、その建物の正面に臨床教育研究棟がありました。

広く、緑の多いキャンパスで、この自然もありながら充実した環境と総合大学ならではの連携が大学の強みであるように感じられました。

【参加レポート】東京医科大学 2017年度入試説明会

8月26日(土)に行われた東京医科大学の入試説明会に参加しました。

会場は大学(新宿三丁目)ではなく東京医科大学病院(西新宿)でした。

丸ノ内線の西新宿駅から地下通路を進み、階段を上がったすぐのところにあります。

このE5出口を目指すと雨でもあまり濡れずに行くことが出来ます。

この病院ですが、2年後に新病院が完成するようです。

実習施設が拡大されるということで学生の方には嬉しい事項でしょう。

 

説明会の時間は9時半から12時までということでしたが、11時からは個別相談会となりました。

理念や基本方針、アドミッションポリシーや2年後の新病院のお話、外科医療の未来についての講演、学生の方のお話、よくある質問についてと盛りだくさんの内容でした。

カリキュラムは2014年から学年横断的なものになり、連続性をテーマにされているようです。大学の売りとなっています。

1~4年次では基礎医学を学び、臨床は3年次から始まります。

1年次には早期臨床体験もあるそうです。

5,6年次にはクリニカル・クラークシップという名称で医療チームに配属され、経験を積むというカリキュラムです。

国際基準に基づく医学教育分野別評価認定を獲得し、海外臨床実習の提携校も15校とカリキュラムは充実していますが、留年される方も多く、気が抜けないとのことでした。

外科医療のお話の中では、テクノロジーの進歩によってより高度な検査や手術が可能になり、この進歩が続くため生涯学習できる人、人間が好きで向学心に燃える人が医療に向くということでした。アドミッションポリシーとして自学自習の出来る人、という点があり、この校風がよく表れたお話に感じられました。

最後によくある質問とその答えについて書きます。

推薦入試の提出書類は全て点数化して判断するようです。茨城県の奨学金地域枠についてはその書類も選考対象になる、とのこと。調査書の学校間格差はないとのことです。

小論文の出題テーマは英語と国語が1題ずつで、英語の問題は英文を読んで英語や日本語で答える問題だそうです。近年は日本語で答える問題が多いとのこと。

一般入試の合格最低点はここ3年だと57.5%~67.8%で、今年は400点満点で230点が合格最低点だったようです。

センター利用の1次試験については今年は950点満点で824点がボーダーラインでした。

一般入試での面接はアドミッションポリシーを前提とし、それとの適合や自己分析についてを探るそうです。

一般入試での小論文のテーマは非公開ですが、医学系以外のテーマも出題され、要旨をまとめる問題であったり受験生の考えを書かせる問題であったりするようです。過去では400~600字の分量であり、全て日本語だったとのこと。

適性検査は性格検査であり面接の際の参考にするようです。

寄付金や学校債は任意で、入学後にのみ受け付けるようです。

学納金について、正規合格でも補欠合格でも差はないとのこと。