【参加レポート】日本大学医学部 2016年度オープンキャンパス

日本大学医学部が開催する2016年度のオープンキャンパスに参加しました。

日大医学部のキャンパスは板橋区の大谷口上町にあります。最寄り駅は東武東上線の大山という駅です。最寄りと行っても歩いて15分ほどかかります。池袋西口から出ている日大病院行きのバスを使うのが便利だと思います。わたしは西武新宿線の野方駅から出ている王子行きのバスで東山町まで行き、そこから5分程歩いて日大医学部まで行きました。

キャンパスは、日本大学医学部附属板橋病院と隣接しているので、病院を利用する人たちが敷地内を行き交うという環境です。学生街に見られがちな学生ノリは自粛せざるを得ず、背筋がぴんと伸びるのではないかと思われます。

オープンキャンパスの会場は図書館棟の記念講堂でした。受付で資料とボトルの水、記念品の防災グッズをいただきました。

参加していた人たちは親子連れが多かったです。また、友達と来ている人も多く、わたしのように一人で参加している人はあまりいませんでした。心なしか男子よりも女子のほうが多かったように見受けられました。

オープンキャンパスで行われた内容は以下の通りです。

    講演『医学部キャンパスライフ等』
    宇田川誠一教授(一般教育学系数学分野)
    講演「日本大学における再生医学研究」
    松本太郎教授(機能形態学系細胞再生・移植医学分野)
    授業紹介「医学英語」
    並河晶子准教授(一般教育学系生物学分野)
    学生講演「在学生から見た日本大学医学部」   

 教員・在学生による進学相談コーナー
    キャンパスツアー

日大医学部は国家試験合格率が私大医学部において第5位だそうです。

松本太郎教授による講演「日本大学における再生医学研究」は、再生医療研究の最先端について。脱分化脂肪細胞(DFAT)と呼ばれる細胞の利点について教えていただきました。

授業紹介「医学英語」では、英会話の能力が1年でどれほど成長するのかということをある学生さんの実際の記録を映像で見せてもらいました。入学当初はしどろもどろですぐにつっかえてしまっていた学生が、1年後には相手の話をきちんと理解し、的確な返答ができるというレベルになっていました。中高の6年間で英語を勉強しても英会話するだけの能力はつきませんでした。しかし、日大で1年間みっちり勉強すればしっかりと話せるようになるようで、とても興味が湧きました。日本大学医学部は英語教育に特に力を入れているようで、海外でも通用する実践的な英語能力を6年間でみっちり訓練するとのことでした。

「在学生から見た日本大学医学部」では二人の学生による15分程度の発表がありました。

最初にお話した方は、医学部では試験の範囲が広すぎて一人ではとても手に負えないそうです。そのため皆で協力して試験に挑むとのことです。それによってチームワークが培われるとお話されていました。

医学部というと、勉強勉強勉強…というイメージがありますが、二番目にお話しされた方によれば、意外にそうでもなく結構暇な時間があるということを強くアピールしていて面白かったです。

今回いただいた資料と記念品です。